2022年3月の日記

ごりら

こんにちは! ごりら@goriluckey)です!!

このページは『ごりらのせなか』の主人公・ごりらの2022年3月の日記をまとめたものです。

『ごりらの日記』はその日のできごとや考えたこと、その日に思い出したある日のできごとなどを好き勝手に書いています。

ごりら

好き勝手に書くのが楽しくて続けています!

2022年3月1日(火)|『古畑任三郎』がキタ!!

年をとると時間の流れが速く感じると言われるが、それにしてもあまりにも速すぎないか!? 2022年もあっと言う間に2ヶ月が過ぎ去ってしまった…

「今月はもっといろいろカタチにしたいなあ…」そんなことを思いながらiPhoneでネットニュースを見ていたら、たまたまあるタイトルが目にとまった。

「古畑任三郎」「ラジエーションハウス」などフジ名作ドラマ32タイトルをFOD、TVerで無料配信」(産経デジタル)

ぬぉぉぉおおお!!! 古畑任三郎!!!

なんとわたしが一番大好きなテレビドラマ『古畑任三郎』を「TVer」(民放テレビ局が合同で運営するテレビ番組視聴アプリ)が無料配信してくれるようだ! ほとんど寝かけていたがあまりのうれしさに一気に脳が覚醒した!!

さっそく「TVer」のアプリを立ち上げてみると『古畑任三郎』の配信はすでにはじまっているではないかーーー!! これはテンションが上がりまくる!! 思わず真夜中にツイートしてしまった…

今回のキャンペーンで配信されるのは第1シリーズの全12話とスペシャル回。2月28日(月)から毎週月・水・金曜日に順次配信されるそうだ。

第1シリーズ全12話とスペシャル回のタイトルとゲスト(犯人役)の一覧をながめながら、どんなストーリーだったかを思い出してみる。当時はVHS(ビデオテープ)に録画して何度も繰り返し見ていたのだが、さすがにちょっと記憶があいまいになっている回もある。

それもそのはず『古畑任三郎』の第1シリーズが放送されたのは1994年、今から28年も前のことだ。トリックにファックスが使われている回があるのも時代を感じさせる。(『殺しのファックス』)

せっかく記念すべき第1話が配信されているので観たい気持ちはあったのだが、さすがに真夜中の2:00過ぎ。夜に観るのはあきらめた。

第1話のゲスト(犯人役)は中森明菜で、人気コミック作家・小石川ちなみを演じている。28年前のドラマなので当然だが、役者がみんな若い! 実際の年齢は知らないが、小石川ちなみは28歳という設定だ。

第1話『死者からの伝言』を観るのは何回目かわからないが、やっぱりおもしろかった。第1話なんて登場人物はたった4人で、その大半は古畑任三郎と小石川ちなみのやりとり。だからこそ視聴者は『古畑任三郎』の世界に没頭でき、役者の細かい動きや表情の変化にも気づくことができるのだ。

ただでさえバタバタと忙しくなりそうな3月だが、今月は『古畑任三郎』をじっくりと堪能しようと思う。

古畑任三郎 VS SMAP|「SMAPは終わらせない。」とうとう叶わなかった『古畑任三郎』でのあのセリフ

「TVer」で無料配信される『警部補・古畑任三郎』の一覧

タイトル ゲスト
死者からの伝言 中森明菜
動く死体 堺正章
笑える死体 古手川祐子
殺しのファックス 笑福亭鶴瓶
汚れた王将 坂東八十助
ピアノ・レッスン 木の実ナナ
殺人リハーサル 小林稔侍
殺人特急 鹿賀丈史
殺人公開放送 石黒賢
矛盾だらけの死体 小堺一機
さよなら、DJ 桃井かおり
最後のあいさつ 菅原文太
笑うカンガルー 陣内孝則・水野真紀

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2022年3月2日(水)|お笑いの授業

「ああ…行きたくないなぁ…」朝から娘が憂うつそうな表情を浮かべてそうつぶやいた。

わたしは少し驚いて娘に聞いた。「えっ? どうしたん?? 」

「今日漫才の日やねん…」

そうだった。なんと今日は吉本興業のお笑い芸人さんが娘の小学校に来て漫才を教えてくれる日なのだ。

「ダウンタウン来てくれへんかな!? 」という娘の希望はさすがに叶わなかったが、それでもお笑い芸人さんに会えることを娘は楽しみにしていたはずだった。

娘はなにをイヤがっているのか。実は今日、お笑いの授業の一環で、プロのお笑い芸人さんの前で漫才を披露することになっているらしい。娘がイヤがっている理由はコレだ。

この日に向けて数週間前から漫才のネタを考えたり友だちといっしょに練習したりしていたらしい。ふだんは学校であったことをいろいろと話してくれる娘も漫才のことについてはほとんど話してくれなかった。唯一聞けたのは娘が漫才のボケ担当ということだけだった。

娘は本当に憂うつそうだった。

「恥ずかしそうにしてたらよけいに恥ずかしいから思い切ってやった方が良いと思うで! 」娘は精神論をぶつけたわたしの方をチラッと見てから立ち上がり玄関へ向かった。

娘の表情はまるで「人前で漫才したことないくせに…」とでも言っているかのようだった…

夕方になって娘が学校から帰って来た。わたしは仕事が忙しくてバタバタしていたこともあって、お笑い芸人さんが学校へ来てくれたことをすっかり忘れてしまっていたのだが、娘も特になにも言わなかった。

ちょうどわたしの仕事が落ち着いたころ、娘がiPadを持ってやって来た。「見て、Twitterに書いてくれてはる! 」

わたしはそのツイートを見て今日の授業のことを思い出した。「おお! そうや! お笑い芸人さんどうやった!? おもしろかった!? 」

自分からツイートを見せに来た割に娘の反応はなんとも言えないものだったが、「おもしろかった。」とは言った。

そこからはなぜか断片的な情報だけを教えてくれた。

  • 漫才の授業が2時間目から4時間目までだったこと
  • お笑い芸人さんがはじめに漫才を見せてくれておもしろかったこと
  • 娘のコンビ名
  • 娘の漫才のネタは「マクドナルドの店員さん」

娘の話が断片的なのはもしかして漫才がウケなかったのかな…とも思ったのでそれ以上はあまり触れないことにした。

でも娘は今日学校へ来てくれたお笑い芸人さんのことをネットで調べたりしていたので、娘にとって良い思い出にはなったのだと思う。

そして、なぜか代わりにTwitterでお礼をしてほしいと頼まれた。「絶対イヤや! 」と断っていたのだが、「感謝の気持ちを伝えられへん大人にはなりたくない! 」とわかるようなわからないようなことを言われ結局押し切られた。

わたしは仕方なくお笑い芸人さんのツイートにリプライでお礼をした。…という、なんのオチもない、単なる日記である。

(追記: わたしのお礼に対して返信してくださいました! )

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2022年3月3日(木)|対価

「自分はなんて器量が小さいんだろう…」ふとそう思うできごとがあった。

友だち同士で遠方にクルマで出かけた時のことだ。わたしのクルマに友だちが乗り、わたしがクルマを運転した。片道およそ180km、2時間半ほどの運転だった。

1日中遊びまわり、夕方に京都に戻って来た。そして解散する前にその日の精算をすることになったのだ。高速道路の料金、ガソリン代を人数で割る。遊びに行くグループによって“ローカルルール”はあると思うが、ごく一般的な方法だろう。

わたしが自分自身の器量の小ささに驚いたのは友だちとのこんなやり取りがあった時だ。

友だちが「ずっと運転してくれたからちょっと多めに払うわ。」と言うので、わたしは「えっ!? 良いで! ふつうに人数で割ろ。」と答えた。もちろん本心だ。

友だちに頼まれてその場所に行ったのならともかく、自分自身もそこへ行きたかったからクルマを運転した。なので、友だちにちょっと多めに払ってもらう理由がなにもない。

最終的に今回の費用を人数で割ると端数が出てややこしいので、やはりわたし以外の友だちが多めに出してくれることになったのだ。

(具体的な金額は忘れたが)だいたいこんな内容だ。「人数で割ったら3,320円やし3,500円払うわ。運転してくれたしさ! 」

わたしは本当に、本当に無意識に計算してしまった………

(180円か。)

わたしが「ふつうに人数で割ってほしい」と言ったのは本音だし、友だちも人数で割ろうとしたら端数が出るから多めに払おうとしてくれただけ。その結果がたまたま180円だった。ただそれだけのことだ。

なのに、わたしは「360kmの運転の対価が180円か…」と思ってしまった。

本当にわたしを含めて均等に割ってほしい、つまり360kmを運転したことの対価は求めていなかったはずなのに、いざ180円という金額が出されると比較してしまったのだ。

無意識にそんな思考が出たことに我ながら驚き、ショックを受けた。小さい、小さすぎる…w

「友だち価格」に気を付けろ!

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2022年3月4日(金)|テーブルに観葉植物を飾る

油断するとすぐにテーブルの上が散らかってしまう。すぐに物を置いてしまうからだ。なにか小さめの観葉植物でも飾っておけばきれいな状態をキープできるのではと思い、年始から観葉植物を探していた。

「京都BAL」にある雑貨屋さんに行ってみたりもしたのだが、手のひらに乗りそうなかわいい観葉植物が全然かわいくない値段で販売されていたので断念した…

それからしばらくして観葉植物のことはすっかり忘れてしまっていたが、先日たまたま立ち寄ったお店でちょうど良い感じの観葉植物がちょうど良い値段で売られているのを見つけた。980円だ。

「ガジュマル」という名前で、熱帯地方の植物感ある見た目が気に入った。お店の説明書きには「耐寒5℃」と記載がある。テーブルの上に置くつもりなのできっと5℃以下になることはないだろう。万が一うまく育てられなかったとしても金銭的なダメージも少ない。

わたしはガジュマルを購入し、早速テーブルの上に置いてみた。良い! なんかかわいい!

ガジュマル
ガジュマル

すっかりガジュマルを気に入ったわたしはネットでガジュマルのことを調べてみた。枯らすことなくうまく育てたいと思ったからだ。

クワ科イチジク属の樹木の一種

ガジュマルはイチジクの仲間らしい。

樹高は20メートル

ガジュマルは思ったよりも大きくなる植物だった。

さすがにテーブルの上で20メートルには育たないにしても、大きく育つ可能性があることを知った。

幹や気根の様子である「絡まる」姿が訛ったという説がある。

そもそも「ガジュマル」は日本語だったのか。学名は「Ficus microcarpa」というらしい。

ガジュマルの大木にはキジムナーと言う妖精のようなものが住んでいると伝えられる。

なんとガジュマルには妖精が住むかも知れない!?

わたしは「キジムナー」のことも気になった。うちのテーブルに置いたガジュマルにもキジムナーが住んでくれたらうれしい!

そんなことを考えながら「キジムナー」と入力して検索した。

………!!!

わたしは検索結果に表示されたキジムナーを見て一瞬固まってしまった。これがキジムナー!? こんなのが住みつくの??

キジムナーは『ジョジョ』の第4部で登場したトニオ・トラサルディーのスタンド「パール・ジャム」のような姿をしていた…

もしも気になるならぜひ「キジムナー」を検索してみてほしい。

「キジムナー」を検索してみる

「2022年3月4日(金)」の日記の引用はすべて『ウィキペディア』の「ガジュマル」からの引用です。

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2022年3月5日(土)|切実なる「う○こ」の話

先日トイレで死にかけてからずっと悩んでいることがある。

便秘だ。

もともとわたしは便秘とは無縁だったのに最近は全然出ない。なぜか全然出ないのだ。

最初は昨年の11月からはじめたダイエットが原因かなとも考えたが、そんなに無理な食事制限をしているわけではない。毎日パイナップルを半玉以上は食べているし、食物繊維もバッチリのはず。

よーーーく考えてみると会社に通勤している時は毎日会社のトイレで豪快に解き放っていた。在宅勤務によるなんらかの・・・・・変化が便秘の原因なのかも知れない。

このことを友だちに話すと「運動不足じゃないの? 」と言われた。たしかに通勤している時の方が運動量は多いかも知れない。でもわたしは毎朝30分程度のウォーキングをしているし、便秘になるほどの運動不足ではない気がする。

そこでふと思ったのが、もっと動物的な理由があるのではないかということだ。動物は自分の縄張りを主張するために尿や糞で「マーキング」をするが、わたしにとっては会社で便意をもよおしていたのは動物的なマーキングの意味合いがあったのではないだろうか。

それが今は会社に通勤することがなくなり、縄張りを主張する、つまり便意をもよおす必要性がなくなってしまった、とか。

上述の友だちはお母さんの声を聞くと便意をもよおすそうだ。お母さんと電話するとトイレに行きたくなると言っていた。

わたしはこれも動物的な反応ではないかと思った。野生動物の場合はおそらくいつ天敵に襲われるかわからない状況で糞をするのは生命の危険を伴う行為のはずだ。自分の居場所を天敵に知らせる行為にもなる。

実際、京都市動物園のホームページによるとバクの子どもの糞を母親が食べることがあり、これは糞に天敵が寄って来るのを防ぐためとも考えられているそうだ。

わたしの友だちがお母さんの声を聞くと便意をもよおすのも本能的に「今なら安全」というサイン感じ取っているのではないかと思う。

ながながと「う◯こ」の話を書いてしまったが、わたしは今、先日の体験がトラウマになってしまい、トイレに行くのが怖くなってよけいに便秘を誘発している。

なにか便秘を解消できる方法があれば本当に教えてほしい。教えてください、お願いします…

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2022年3月6日(日)|夜もイキイキ

昨日「う◯こ」のことを書いた勢いで今日は「ち◯こ」にまつわることを書こうと思う。

ちょっと待って!! もちろんそんな大した話ではないからもう少し聞いて!! “タマタマ”………いや、偶然そういう話になるだけだから。

わたしは牡蠣が大好きで、いくらでも食べられる。特に三重県の浦村の牡蠣小屋がお気に入りだ。

浦村の生牡蠣
浦村の生牡蠣

浦村の牡蠣小屋は焼き牡蠣・蒸し牡蠣の食べ放題が3,000円程度、しかも時間無制限のお店が多い。京都からは2時間半ほどかかるが、わざわざ出かける価値がある。

学生時代のアルバイト仲間とそんな話をしていると、牡蠣はミネラルが豊富で、特に亜鉛にはさまざまな効能があることを教えてもらった。

glico(江崎グリコ)のWEBサイトにも亜鉛の効果・効能が紹介されている。

亜鉛の働き

  • 味覚を正常に保つ
  • 抗酸化作用
  • 免疫力の向上
  • 成長・発育
  • 髪や肌の健康維持に
  • 生殖機能の改善
  • うつ状態の緩和

本当にさまざまな効果・効能が紹介されているが、一番気になるのが「生殖機能の改善」だ。これが「ち◯こ」の話。

例えば「楽天市場」で「牡蠣エキス」と検索して出て来た商品を見ると、“それっぽいキャッチコピー”が目にとまる。

夜もイキイキしたい!!

(もうちょっと攻めたキャッチコピーもあったが控えておくことにする。)

牡蠣の食べ放題に行った時にイキイキしたのかどうかは覚えていないが、美味しい上にさまざまな効能があるのはうれしい。

わたしは食べたことがないが、牡蠣以上に強烈な効能がありそうなのがスッポン。

アルバイト仲間はスッポンの生き血を飲むことがあるらしい。スッポンの生き血を飲むと夜も寝られなくなり、立ち上がってウロウロするそうだ。ちなみにこのアルバイト仲間に「ち◯こ」はついていない。気持ち悪くてとても飲む気にはならないが、飲んだらどるなるのかは興味がある。

手軽に亜鉛を摂取するなら「UHAグミサプリ 亜鉛&マカ コーラ味」がおすすめ。食べやすいし、なにより安価だ。

ただし、夜もイキイキできるかは個人差がありますw

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2022年3月7日(月)|統一感のある「ジム」

毎朝ウォーキングをしながら『ポケモンGO』をしていると、あることに気がついた。

『ポケモンGO』には「ジム」というシステムがある。現実世界の神社などのランドマークがゲーム内では「ジム」と呼ばれており、ジムにはプレイヤーが自分のポケモンを配置することができる。

ポケモンを配置できるのは自分と同じチームのジムの場合だ。(『ポケモンGO』ではプレイヤーは赤・青・黄のいずれかのチームに所属している。)自分とは違うチームのジムに対しては攻撃を仕掛けることができ、配置されているポケモンを倒せばジムを乗っ取れる。

ひとつのジムには1プレイヤーにつきポケモン1体を配置でき、同じチームのポケモンを最大6体配置できる。配置したポケモンがジムを防衛した時間に応じてゲーム内で使える「ポケコイン」がもらえる仕組みだ。

プレイヤーは「ポケコイン」をGETするため、長時間ジムを防衛できる強いポケモンを配置する。

だが、時々強さ以外のテーマにもとづいてポケモンが配置されているジムがあることに気づく。

例えば、ポケモンのカラー。こちらのジムにはピンク系統のポケモンが配置されており、統一感のあるジムが完成している。なかなか美しい!

ピンク系統のポケモンで統一されたジム
ピンク系統のポケモンで統一されたジム

 

プレイヤーがひとつのジムに何体でもポケモンを配置できれば統一感のあるジムをつくることは簡単だ。

だが、前述の通り、ジムには1プレイヤーにつき1体しかポケモンを配置することができない。つまり後から配置するプレイヤーがそれまでの配置を見て「意図」を理解しないと統一されたテーマのジムは完成しないのだ。

わたしがウォーキング中に気がついたのは、あるジムにいつも同じ時間に同じポケモンが配置されているということだ。

1体目が「ケッキング」、2体目が「ドサイドン」。ここまではいつも決まっている。

そこへわたしが3体目に「マンムー」を配置するのだ。

ピンク系統のポケモンほどわかりやすくはないが、配置された3体のポケモンを見ると共通点が浮かび上がって来る。

  • 茶色っぽいカラー
  • 大きいサイズ
  • 動物がモチーフ

ジムに配置できる6体のうち3体目までに統一感があれば4体目を配置する人はなにかを感じ取るはすだ。

このジムの4体目には「カエンジシ」が配置されることが多い。

4体目までは統一感がある
4体目までは統一感がある

3体目までに比べるとややサイズが小さめだが、まだ統一感はキープできている!

わたしがウォーキング中に配置されるのは4体目まで。あとの2体がどうなるかは帰宅してから(勤務中に)チェックしている。

「今日こそ完成してるかな!? 」ドキドキワクワクしながら『ポケモンGO』を起動する…

…!!!

またしても失敗…!
またしても失敗…!

残り2体がなかなか思うように配置されない。サイズ的にもこのあたりのポケモンが配置されると統一感が出るのだが、なかなか難しい。

残り2体の候補
残り2体の候補

「ポケモンGO 大人」で検索すると関連キーワードが「気持ち悪い」「恥ずかしい」で泣いた…!

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2022年3月8日(火)|ゴルフのお誘い

新卒で入社した会社の時にお世話になった取引先の人から久しぶりにLINEで連絡があった。3月26日(土)の予定は空いているか、と。

わたしは直感的にこれはゴルフのお誘いではないかと思った。

この取引先の人といっしょにゴルフをしたことはないが、数週間先の土曜日の予定を聞かれるのはゴルフのお誘いに決まっている。しかもきっと欠員が出たのだ。

LINEで返事をするとやっぱりゴルフのお誘いだった。

実はわたしは10年以上前に会社の上司に誘われてゴルフをはじめた時期があった。

「はじめた時期がある」というのは日本語としておかしな表現だとは思うが、なんと言うか、こういう表現がぴったりなのだ。実際わたしのゴルフライフは「はじめた時期」のまま数年後に「はじめた時期」のまま終わったようなものだから。

当時わたしは「ゴルフ5」というアルペングループの専門店で29,800円のフルセット(たしかバッグ付き! )を購入し、打ちっぱなしでも練習を重ねたのだが、会社のゴルフコンペではじめてコースをまわった時のスコアは156だった。

一度会社のゴルフコンペに参加すると次回以降は自動的に「参加」となった。早朝に上司を迎えに行き、1日中ゴルフ場を歩き・・まわり(←上手な人はカートに乗って移動できる)、日が暮れるころに上司を自宅まで送る。ザ・サラリーマンだった。

なにひとつおもしろくなかったとまでは言わないが、ゴルフは自分には合っていなかったのだと思う。スコアも自己ベストは113だ。(ゴルフが終わったあとにゴルフ場の大浴場に入るのは楽しみだった! )

その後、人事異動のタイミングでわたしは自分自身のゴルフ経験を完全になかったことにし、わたしのゴルフライフは早々に幕を下ろした。

29,800円で買ったゴルフクラブのフルセットはしばらく自宅に置いてあったが、それも数年前に焼却場に持ち込んだ。

そんなわけでせっかくお誘いいただいたゴルフだが、ゴルフの道具はもうなにひとつ残っていないので丁重にお断りした。

にもかかわらず、「道具は用意するから」ともう一度誘われた。

なぜ!? なぜそこまでして誘ってくれるのかはわからないが、あらためてお断りしたら変なイラストのスタンプが送られて来た…

これだからゴルフは好きになれない。

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2022年3月9日(水)|不知火(シラヌヒ)

楽天ポイントが5倍になってお得に買い物ができる「5」と「0」のつく日。いつも「今日こそ注文するぞ!! 」と意気込んでいるのにふと気がつくと日付が変わっている。

同じことを何度か繰り返し、ようやく3月5日(土)に注文できた。注文した商品は8日(火)に届けられた。わたしが注文したのは「デコポン」だ。

正確に言うと「デコポン」は登録商標で、わたしが注文したのは「デコポン」ではない。品種で言うと「不知火」ということになる。

「不知火」を箱買い
「不知火」を箱買い

今シーズンは年末年始にみかんを合計3箱注文しており、今回の「不知火」は4箱目の柑橘類ということになる。

それぐらい柑橘類が好物なのだが、中でもわたしは「不知火」が一番好きだ。

「不知火」はふつうのみかんに比べると皮は厚いが、「ハッサク」ほどむきにくいことはない。しかも薄皮はそのまま食べられるので「甘夏」のように果汁があふれて食べにくいこともない。

そしてなにより食感がたまらない! ひと房がちょうど良い大きさで、ひとかみするとブリッとした食感とともに口の中であまーーーい果汁があふれ出る。適度な酸味がまた良い。この酸味があるから飽きることなく何個でも食べてしまうのだと思う。

我が家に「不知火」が届いてからまだ1日だが、もうすでにかなりの量………パッと見た感じ35%ぐらいは食べている。1箱10kg入りだから1日で3.5kg程度は摂取したことになるのだろうか…? そう考えるとおそろしい。

だけど「不知火」を食べまくっているにもかかわらず、わたしの体重は特に増えていない。これはうれしい限りだ。

さらに「不知火」を食べることで改善されたことがある。便秘だ。

先日あまりの“難産”のためトイレの中で死ぬ思いをしたのだが、薄皮まで食べられる「不知火」は食物繊維がたっぷりで、水分量も多いからなのか、お通じがめちゃくちゃ良くなったのだ。

わたしにとっては、不知火サマサマだ。

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2022年3月10日(木)|はるか遠い未来

「さとふる」「オッズ・パーク」を運営しているSBプレイヤーズの藤井宏明社長がすごい。

…という話を会社の同僚としている時に「それはさておき、どの藤井が好き? 」という話になり、わたしは3人の藤井さんの写真を同僚に送った。(気持ちはよくわかりますが、あまり深く考えずに読み進めてください…)

わたしが送ったのは、SBプレイヤーズの社長・藤井宏明さん、将棋棋士の藤井聡太さん、お笑いタレントの藤井隆さんの3人だ。

会社の同僚は藤井聡太さんを選んだ。

が、しばらくして「やっぱりこっちの藤井にするわ。」というメッセージとともに1枚の写真が送られて来た。

写真を見たが、わたしは知らない芸能人だった。笑福亭か、立川流の一門の落語家のようだ。

わたしは正直に「だれ? 」と返信したのだが、会社の同僚からは間髪入れずに「え? 」と返って来た。

わたしは顔と名前を覚えるのが苦手で「だれもが知ってる芸能人」を知らないことも多い。会社の同僚のあまりにも早い「え? 」というレスポンスは笑福亭か立川流の一門と思われるその落語家の知名度の高さを示している。

そんなに有名な人を知らなかったことに対して恥ずかしい気持ちもあったが、わたしは「知らんわ。誰? 」と改めて聞いてみた。

会社の同僚はすぐに写真の芸能人の名前を教えてくれたのだが、わたしは思わず二度見三度見してしまった。そこにはわたしが知っている芸能人の名前が書いてあったからだ。

それは笑福亭でも、立川流でも、林家でも、桂でも、春風亭でもなかった。

わたしは今度は会社の同僚から送られて来た写真の方を見直した。拡大もした。名前で画像検索をしてほかの写真も見てみた。だが、やっぱりわたしの知っている彼の写真ではない。

わたしが笑福亭一門かと勘違いした芸能人、それは彼だ。

会社の同僚から送られて来た芸能人の写真

わたしが知っている、目を閉じても浮かんでくる彼はこちら。

まぶしすぎる彼の写真

僕らが見てたはるか遠い未来は夢だったのだろうか…

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2022年3月11日(金)|黙とう

14:46から1分間黙とうをした。会社のメールで黙とう実施が通達されたのがきっかけだった。

わたしが働いている会社では毎年3月11日に黙とう実施の通達がされている。毎年目を通していたはずだが、黙とうをしようと思ったのはおそらく今回がはじめてだ。

もちろんこれまでも3月11日になると特別な感情をいだいて来たことには間違いない。なぜ今年は黙とうをしようと思ったのだろうか…

14:46になるとわたしは自宅で目を閉じ祈りをささげた。

東日本大震災で亡くなられた方の冥福を祈る黙とうなのに、目を閉じるとどうしても津波の映像が思い出されてしまう。テレビを通して何度も目にしたあの非現実的な光景だ。

わたしはきちんと黙とうできているのかわからなくなり、祈りの気持ちを込めて胸に手を当てた。ドクドクと心臓の音がする。今生きていることを実感する。

しばらくして目を開けると時計は14:47になっていた。1分はものすごく短い。

東日本大震災から11年。結局なぜ今年は黙とうをしようと思ったのかはわからなかったが、黙とうは来年もしようと思う。

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2022年3月12日(土)|恐竜学部

娘が朝から大声をあげた。

「全国初の恐竜学部ができる大学があるらしい!! 」

わたしの娘は小さいころから恐竜が大好きで、去年も滋賀県の佐川美術館で開催された「大恐竜展」にも足を運んだ。

佐川美術館「大恐竜展」(2021年)
佐川美術館「大恐竜展」(2021年)

今では恐竜だけではなく古生物全般に興味を持っているようだ。ちなみに一番好きな古生物を聞いてみたら「多すぎて決められるわけがない! 」という答えが返って来た…

そんな娘だから「恐竜学部」という言葉を見つけてテンションが上がりまくったのだ。

もしも恐竜学部が新設される大学があるとしたら福井県の大学っぽいなと思いながら検索してみたら、予想は的中。今年の2月10日に福井県が発表したニュース(『福井新聞』の記事)がヒットした。

福井県は2月10日、福井県立大学恐竜学部(仮称)を2025年4月に開設すると発表した。

娘はまだ小学生だが、恐竜や古生物に対する情熱がこれからも続くとしたらこんなにピッタリな学部はない。なんなら「うちの娘のために恐竜学部ができるのかな!? 」と思ったほどだ。

恐竜学部の募集人数は30人。別の記事(『週刊新潮』の記事)によると現時点ではそれほど多くの問い合わせがあるわけではないようだ。恐竜学部で学んだあとの就職先が気がかりだという論調だった。

たしかに恐竜学部で学べる知識はニッチなものだとは思う。一般企業への就職を考えれば直接活かせる知識はほとんどないのかも知れない。

ただ、専門職でない限り、社会に出てしまえばどの学部で学ぼうがたいした差はないのが実情だ。(それはそれで問題なのだとは思う。)

計画通りに進めば、娘が大学受験を考えるころには福井県立大学恐竜学部は誕生している。オープンキャンパスもあるだろうか。

娘の恐竜に対する情熱がどう変化するかはわからないが、福井県立大学恐竜学部のことは覚えておきたいなと思う。(…というか、わたし自身も興味がある!! )

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2022年3月13日(日)|娘が卒業式に着る服装

接客してくれた店員さんに深々とお辞儀をしてお店を出たあと、それでも感謝し切れないようすの娘は「お礼状を10通ぐらいおくりたい気分やわ!! 」と言うほど喜んでいた。

わたしは娘に右手を差し出し、娘もその手を強く握り返した。おおげさなやり取りに思われるかも知れないが、この時のわたしたちふたりにはそれぐらいの達成感と安堵感があったのだ。

わたしたちが先ほどまでいたのは「GLOBAL WORK」というお店だ。このお店で小学生の娘が卒業式の時に着る服をなんとか買いそろえることができた。この時すでに娘の卒業式まで2週間を切っていたから、コーディネートに協力してくれた店員さんには感謝しかない。

わたし自身が小学生のころは卒業式に着る服装は男子も女子もいわゆる“よそ行きの服”だった。卒業式のために買ってもらった服ではあるものの、普段着よりもちょっと良い感じの服装で十分だった。

それがなんと息子の卒業式の時には男子はほぼ全員がスーツ姿、女子はほぼ全員が袴姿だった。なので、娘も卒業式には袴を着るものと思っていたが、娘は「絶対に着たくない! 面倒くさい! ふつうの服がアカンのやったらスーツで良い! 」と言い張っていたのだ。

娘が袴を着ると目立つのがイヤなのかと思ったわたしは「みんな袴姿やからスーツやったら逆に目立つで? 」と言ったのだが、それでも娘は袴を着るのをかたくなに拒んだ。

ちょうどそのころ行われた小学校の保護者面談で、担任の先生からはうちの娘はまわりに迎合せずに自分の意思をしっかり持っていると言われたことを思い出し、「スーツで良い! 」という娘の意見を尊重することにした。

その後、娘と仲が良い友だちも卒業式は袴ではなくスーツを着るらしいことがわかった。しかも「UNIQLOでスーツ買ったってさ! 」という情報を聞いてわたしも娘も安心し切っていたのだ。

それでも今思えば、卒業式の直前ではなく、もっと前にスーツを買いにUNIQLOへ足を運ぶべきだった。実は「GLOBAL WORK」へ行く前にUNIQLOへ行ったのだが、小学校の卒業式向けのスーツは取り扱いがないと店員さんに申し訳なさそうに言われていたのだ。

それから大慌てでイオンモールへ行った。イオンモールには卒業式や入学式向けの服が並んでいるコーナーがあったが、娘はアイドルグループっぽいデザインの服が気に入らないようす。

とは言え、もはや選んでいる時間も残されていない状況なので1着だけ試着してみたのだが、なぜか“ゴスロリ”っぽい雰囲気になってしまった。娘と顔を見合わせおたがいに苦笑いをして、その服はもとの場所に戻した。

いよいよよゆうがなくなったわたしたちはイオンモールの専門店街を早足でまわり、たどり着いたのが冒頭の「GLOBAL WORK」だった。

店員さんに事情を説明し、娘は求めている服装のイメージを伝えた。「GLOBAL WORK」には小学生の卒業式を想定したコーナーはもちろんなく、娘が伝えるイメージのものを店員さんが1点ずつコーディネートしてくれたのだ。

コーディネートの途中では卒業式に出席する保護者のような雰囲気になりかけることもあったが、最終的には娘がイメージしていたコーディネートに仕上がったのではないかと思う。

おそらく袴姿の子が多い中、娘の服装がどのような印象になるのかはわからないが、あとはもう見守るしかない…

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2022年3月14日(月)|小学校の保護者懇談会

これまでも学校行事にはできる限り参加するようにしてきたが、この2〜3年は保護者懇談会にも何度か参加することができた。

参加している保護者の数は多い時でも10名ぐらいだった。わたし自身数回しか出席できていないが、わたし以外に出席している父親を見ることはなかった。わたしも在宅勤務でなければ出席する機会はなかったかも知れない。

父親にしろ、母親にしろ、わたしが小学生のころに比べると保護者懇談会に出席できる保護者の数はきっとすごく減っているのだろうと思う。

保護者面談は担任の先生と保護者が1対1で話をするが、保護者懇談会では担任の先生と参加している保護者が話す。

わたしは人見知りな性格なので、はじめましての人と話をするのが苦手なのだが、保護者懇談会は出席してみると意外とおもしろいことが多かった。

当たり前ではあるが、子ども同士は同い年でも保護者は年齢も違う。子どもが初子なのか、きょうだいがいるのかによって起きている事象は同じでも親としての経験値の違いで受けとめ方が違ったりもする。

「子どもが反抗期でどう接して良いかわからない」「子どもの顔色をうかがうのがしんどくなる時がある」「スマートフォンを持たせても良いのか悩む」「子どものことも心配だけど中学に入学したら毎日お弁当をつくれるかわたし自身が不安」などなど、保護者はみんな悩みを抱えているのだ。

保護者懇談会という場では共感度合いが高く「ああ、わかるわかる!! なんだ、悩んでいるのは自分だけじゃなかったのか! 」と気づくことができる。そうすることでほんの少しでも心にゆとりができ、子どもとのかかわり方にも変化が生まれる気がする。

例えばTwitterでも似たような体験(共感)をすることはあるが、保護者懇談会では同じ小学校、同じクラスに子どもが通っている保護者同士だからこその共感もある。

どこの小学校でも保護者懇談会があるのかはわからないが、出席してみるとなにか気づきがあると思う。自分の気持ちにゆとりを持つためにもぜひ。

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2022年3月15日(火)|会社員の3月

会社員の3月は特に忙しい。多くの会社が3月は決算だからだ。自分の会社が決算でなかったとしても取引先が決算であることが多いので結局みんな忙しくなる。

会社員の3月はピリピリしている。年間の売上目標や利益目標はもちろん、さまざまな項目に設定されている目標を達成できるかどうかという瀬戸際に立たされていることが多く、社内の緊張感が高まっているのだ。

わたしが働いている会社もひと昔前は毎日のように「目標達成まで残り◯%」のようなメールが届いた。そういったメールでは逆に読みづらくなるぐらい巨大で真っ赤なフォントが使われていたのを思い出す。公開パワハラのようなメールがバンバン飛んで来ていたものだ。

今でこそそこまでの強烈なインパクトは無くなったものの、やっぱり3月には独特の緊張感がある。

会社員の3月はドキドキする。これは会社によって差があると思うが、新年度は比較的大きな組織変更がある。新しい部署が立ち上げられたり、逆に廃止される部署があったりする。1年のうちで一番人が動く時期なのだ。

わたしはいわゆる“総合職”なので、全国転勤の可能性がある。1年中どのタイミングでも転勤の可能性はあるが、特に3月はその可能性…と言うか、危険性がグンと増す。

だからこの時期の直属の上司からの電話は恐怖でしかない。(上司との関係性が近すぎると、“笑えない冗談“を仕掛けて来る上司もいるので迷惑だ。)

このご時世なので、以前に比べれば転勤のリスクはかなり減りはしているが、それでもゼロではない。しかもわたしの場合はまわりの同僚が次々と異動していく中、奇跡的に同じ勤務地で生き延びているのだ。表面張力で粘っているようなもの…

そのことを知っている同僚は「さすがに次はおまえやろー!? 」と言って来るが、まあ、たぶん大丈夫だ。たぶんわたしは転勤しない星のもとに生まれているから。

ただ今年はひとつ大きな不安材料がある。この時期にわたしが所属している部署のまあまあエライ人が会社を去ったのだ。まあまあエライ人は自分の組織が大切だから、なんだかんだその組織に所属している社員ごと守ろうとする人が多いと思う。エライ人の退職はわたしたちにとっての盾が無くなってしまったようなもの…

会社員の3月。会社員の3月は忙しくてピリピリ、ドキドキする。

わたしが一番きらいな月だ。

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2022年3月16日(水)|白ご飯のおかず

「これさえあれば白ご飯を何杯でも食べられる! 」というおかずがある。いわゆる“ご飯のお供”というやつだ。

わたしにとってのそれは半兵衛麩の「お麩のしぐれ煮」だ。これは肉食厳禁の禅寺の修行僧のためにつくられた料理で、なにも知らずに食べたらお肉を食べているとしか思えないほど。わたしが子どものころによく母親が買って来てくれた。

お麩のしぐれ煮|半兵衛麸 オンラインショップ

ちょっと気になって『みんなのランキング』のご飯のお供部門のベスト5を見てみるとこんな感じだった。

ご飯のお供人気ランキング

  1. 納豆
  2. 辛子明太子
  3. 生たまご
  4. 鮭フレーク
  5. キムチ

「お麩のしぐれ煮」にはかなわないがたしかにご飯のおかわりをしたくなるおかずばかりだ。

だが、わたしの会社の同僚にこのランキングにはない「あるもの」で白ご飯を何杯も食べられると豪語するヤツがいる。

ヤツが白ご飯のおかずにするのは他人の不幸話だ。

中でもわたしの不幸話が大好物で、まるで最上級の料理を目の前にしたような表情を浮かべる。

まさに今日、ヤツはわたしの不幸話で満腹になったところだ。

実は昨日の日記(『会社員の3月』)に関連する話で、どうもわたしの所属する組織に大きな動きがありそうなのだ。断片的に漏れ聞こえて来る話をつなぎ合わせると、わたしのようなサボリーマンにとっては面倒なことになりそう。

わたしの表情がくもればくもるほどヤツは美味しそうに白ご飯を食らうのだ。

ヤツほどのクズ野郎はほかにいない………そう言いたいところだが、実はわたしも人の不幸話で白ご飯を美味しくいただくことができるタイプの人間なのだ。もちろんヤツの不幸話は極上の料理。

ただしばらくの間はヤツのお腹だけがふくれていきそうな予感がする、そんな3月………

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2022年3月17日(木)|入賞

少し前のことになるが、息子が学校から帰って来るなり「俳句が入賞したわ。」と教えてくれた。

どうやら地域で開催された俳句コンテストに息子の俳句が入賞したらしい。(中学校から応募してくれたようだ。)

「おおお!! すごいやん!!! 」

俳句と言えば、ひと昔前はお年寄りが楽しむ趣味という印象が強かったが、今では『プレバト!! 』(テレビのバラエティ番組)の影響で幅広い年齢層に人気があるイメージだ。インスタやTwitterにも「 #俳句 」のハッシュタグがあるほど。

もちろん息子がどんな俳句を詠んだのかはめちゃくちゃ気になるが、“お年ごろ”を考えてあえて聞くのはやめた。

その後その俳句コンテストの入賞作品がインターネットに掲載されたのでこっそり見て楽しんだ。息子が3年間がんばった部活動の一コマを詠んだものだろう。息子の俳句がわたしの心の中で映像化できた。

そして、今日。今度は娘が誇らしげにランドセルの中から賞状を取り出して見せてくれた。わたしは会社の同僚と電話中だったので、同僚には悪いと思いつつも即電話を切ったw

なんの賞状かと娘にたずねると、ガサゴソと大きな袋をあさりはじめた。ちょうど小学校でつくった作品を大量に持ち帰って来たのだ。

娘がそのたくさんの作品の中から取り出したのは版画だった。一目で娘の自画像とわかる版画だ。

「おおお!!! すごいやん!!! 」

…息子の時と同じリアクションだが、すごいものはすごいから仕方ない!

よく見ると特徴的な鉛筆の持ち方(←正しい持ち方ではない…)やマスクにプリントされているロゴマークも丁寧に描かれている。

「あとで写真撮ってばあちゃんに送って良いか!? 」と聞くと娘はうれしそうにOKを出してくれた。

息子の俳句と娘の版画を送ろう。きっと母も「すごい!! 」と喜ぶはずだ。

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2022年3月18日(金)|衝撃的な投票システム

息子の俳句が入賞したことを娘に話すと、実は娘も小学校で1年を通して四季の俳句を詠んでいたそうだ。

「えっ!? そうなん?? どんな俳句? 」とわたしが聞くと娘が苦笑いしながら言った。

「そんなん教えるわけないやん。」

「そらそうか。」と納得しつつももう一度お願いしてみたら今度はあっさりとOKが出た。ちょうど娘が小学校から持って帰って来た絵画などの作品を入れた大きな袋の中に俳句が書かれた短冊も入っていたのだ。それを見せてくれた。

短冊はA4サイズを縦半分にしたものが4枚あり、それぞれに春・夏・秋・冬の季節ごとの句が書かれている。

そして、短冊に書かれた俳句のまわりに大小のシールが何枚か貼ってある。貼っていない句もあった。

「これは? 」と娘に聞くとなかなか衝撃的な答えが返って来た。

季節ごとにクラス全員の俳句を黒板に貼り出し、ひとりひとりが「良い」と思った俳句にシールを貼っていくそうだ。それが小さいシール。

大きいシールは班全員で「良い」と決めた句に貼るらしい。娘の4つの俳句の中で一番たくさんシールが貼られているのが冬の句。

お正月 年こすときに とびはねた

これは12月31日から1月1日に変わる瞬間にジャンプをし「年越しの瞬間、地球にいなかった! 」という子どもらしい遊びのことを詠んだもの。たしかに年越しの瞬間、娘はタイミングを見計って飛び跳ねていた…

この俳句が同級生には一番ウケたらしく、たくさんの票を集めたのだ。

その一方で、春の句にはなんと1枚もシールが貼られていない。つまり娘が詠んだ春の句にはクラスの誰ひとり投票してくれなかったということだ。

ちなみに、これが春の句。

雨ふって 今年は桜が すぐ散った

………まあ、シールが貼られなかったのもわからなくはない。

それにしても、これはなかなか衝撃的な投票システムだと思ったので娘に聞いてみた。「シール貼られへんのはちょっとつらくない?? 」

娘はあっけらかんと答える。「そうか? シールが貼られへん句はけっこうあるから別に気にならへん。」

娘によると人気のある句は集中するらしく、その結果、まったくシールが貼られない句が一定数存在するらしい。娘は「(テレビのバラエティ番組の)『プレバト!! 』みたいやろ!? 」と言って楽しんでいるようだった。

園児が運動会のかけっこでみんなで手をつないでゴールをするという話を聞くこの時代に、先生としてもなかなか勇気のいる投票システムを採用しているなあと感じた。賛否両論うまれそうな投票システムだが、わたしは賛成だ。

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2022年3月19日(土)|お気に入りのクルマ

会社の同僚がクルマの乗り換えを検討しているそうだ。ちょうどこの春にHONDAの「ステップワゴン」の新しいモデルが発売されるのだが、それが第一候補らしい。

おもしろいのは今もステップワゴンに乗っていて、なんとその前もステップワゴンに乗っていたということ。ステップワゴン愛がすごい!

調べてみると初代・ステップワゴンが発売されたのは1996年で、今回のモデルチェンジで6代目となる。「次もステップワゴンに」というのは人気車種ならではだ。

わたし自身は特別クルマが好きというわけではないが、お気に入りのクルマに出会うとずっとこのクルマに乗っていたいという気持ちはよくわかる。

わたしの場合は幸運にもはじめて購入したHONDAの「CR-V」がお気に入りのクルマとなり、10年以上乗ることになった。

CR-VもHONDAのラインナップの中で人気の車種となり、新しいモデルが発売されるたび洗練されたデザインに進化していった。「次もCR-Vに乗りたいな。」と思っていたのだが、子どもが小さいうちはワンボックスの方が便利とすすめられ、2台目のクルマはHONDAの「エリシオン」を選択した。

その時担当してもらった営業マンとの付き合いが今も続いており、その後は「エリシオンプレステージ」「オデッセイ」へと乗り換えることになった。

クルマを買い換える時はいつも「次はまたCR-Vに乗りたいな。」とは思っていたのだが、やはり子どもが小学生のうちはワンボックスの方が便利だということでこれまでCR-Vへの乗り換えを見送って来た。

だからこそ、ステップワゴンの新しいモデルに乗り換え続けている会社の同僚がうらやましく思うのだ。

そんなふうに考えていると、わたしはふとあることに気がついた。

こちらのリストはわたしがこれまで乗って来たクルマの一覧だ。

歴代のクルマ

  • CR-V
  • エリシオン
  • エリシオンプレステージ
  • オデッセイ

クルマにくわしい人ならピンと来るかも知れない。

エリシオンは2013年に生産終了、オデッセイは2021年に生産終了、さらにCR-Vも2022年に生産終了の声がある。なんとわたしがこれまで乗って来たクルマはすべて生産終了になってしまうのだ。 新しいモデルが販売されることはもうない…

一般的にエリシオンは不人気車種と言われていたようだが、オデッセイ、CR-Vは人気があると思っていただけに生産終了のニュースを見た時はショックだった。

次にHONDA車で乗り換えるとしたら、やはりステップワゴンか、それとも「ヴェゼル」だろうか。

いや…万が一ステップワゴンに乗り換えてステップワゴンまで生産終了になってしまったら、会社の同僚に申し訳ないな…

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2022年3月20日(日)|植物の越冬

わたしの母は花や観葉植物が好きで、決して広くないベランダにはたくさんの鉢植えが所狭しと並んでいる。

寒さに弱い植物は冬の間は室内に入れているので、部屋が狭くなる。部屋に並んでいる植木鉢の中にどう見ても枯れているように見えるものがあった。少なくとも葉は完全に枯れている。

葉が枯れた植物
葉が枯れた植物

これは「セイロンライティア」という名前で、どうやらガーデニングの上級者向けの植物らしい。

Googleでセイロンライティアの画像検索をすると、白くて小さい花をつけた植物の写真がズラリと並らぶ。

「セイロンライティア」の画像を検索する

母が育てているセイロンライティアもやがてこんなにかわいい花を咲かせるのだろうか? 目の前にあるセイロンライティアからはとても想像できない…

さらに調べてみるとセイロンライティアは寒さに弱く15℃以下になると弱りはじめ10℃以下では落葉するらしい。

母のセイロンライティアの葉は枯れているように見えるが落葉はしていない。これはまだギリギリセーフな状態ということなのだろうか…? 冬は水やりの量を減らし休眠状態にするらしい。これは、枯れているのか、休眠状態なのか。

母も防寒のためにセイロンライティアにビニール袋や防寒のために緩衝シートを巻いたりしているが、越冬に成功している人はさらに毛布を巻いているとのこと。

そこまでしないとセイロンライティアを越冬させられないなら、温室で管理するしかないのではないかと思い母に聞いてみた。母の答えはシンプルだった。

「枯れたらまた買えば良いから。500円ぐらいやし。」

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2022年3月21日(月)|くすりがきらい

ピロリロリーン、ピロリロリーン♪ お風呂に入っている娘が呼び出し音を鳴らしてわたしを呼ぶ。

わたしは『DCU』(阿部寛主演のテレビドラマ)の最終回を夢中で観ていたが、仕方なく立ち上がり「どうしたー? 」と声をかけた。「吐いてしもた…」「えー!! 大丈夫?? 」『DCU』どころではなくなってしまった。

なんとかお風呂場から出て来た娘は顔面蒼白でかなりしんどそうにしている。長風呂でのぼせたというわけではない。食あたりを疑ったが、この日娘とほぼ同じものを食べていたわたしはまったくなんともない。

しばらくすると娘はまた嘔吐してしまった。娘は以前にも嘔吐を繰り返したことがあったが、その時よりもつらそうに見える。「病院行くか!? 」娘は首を横に振った。「横になりたい。」と言うので少しようすを見ることにした。

娘はしんどそうな表情を浮かべ横になっているうちに眠ったが、その後も1時間ほど経つと嘔吐し、水分を摂って寝ては嘔吐するを繰り返した。そして、気がつけば朝になっていた。

結局、娘は朝になってもまだ吐き気をもよおしていたので、JR・二条駅の近くにある急病診療所へ行くことにした。

幸い、診断結果はいわゆる胃腸風邪で緊急を要する病状は見受けられないとのこと。吐き気止めと整腸剤を処方してもらった。

帰宅すると娘は「とりあえず寝たい。」と言う。「寝る前に吐き気止めだけでも飲んどいたら? 」とわたしは言ったのだが、娘は聞かずにそのまま寝てしまった。

“やっぱり”だ。娘は薬を飲むつもりがない。うちの娘は小さいころからとにかく薬がきらいで、全然飲んでくれない。これまでもさまざまな方法で薬を飲ませようとしたが、うまくいったことがない。

一番おどろいたのは娘がインフルエンザにかかった時のことだ。

いつもと同じく頑なに薬を拒む娘に対して「インフルエンザは薬飲まないと熱が下がらへん。薬飲んだらすぐに下がるからがんばって飲み! 」と言ったのだが、それでも娘は飲まなかった。「ぜったいイヤや! 」

ところが、だ。なんと一晩寝ると娘の熱は下がったのだ。娘は「くすりのまんでもねつさがったやん! 」と得意げに言ったのを覚えている。娘の薬を飲みたくない気持ちがインフルエンザにさえ打ち勝ったのだ。こんなことがあるのかと驚いた。

龍角散「おくすり飲めたね」|薬の苦味を感じさせないゼリー状オブラートVSタミフル・風邪薬を絶対に飲まない子ども

そして今回も娘は薬を飲まずに寝てしまった。わたし自身も夜通しで看病していたこともあり、いつの間にか寝てしまっていたようだ。

ふと目を覚ますと娘はいつものように『モンスターハンター』をプレイしていた。「もうしんどくないの? 」と聞くと娘はうんうんと二度首を縦に振った。

急病診療所へは行ったが、診察をしてもらっただけ。今回もまた娘は薬を飲まずに治してしまったのだ…

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2022年3月22日(火)|閉店直前のパン屋さん

「閉店直前のパン屋さんに行くとオマケしてもらえる! 」

わたしが小学校2年生の時の担任の先生が力説してくれた。なぜかはわからないが、今でもハッキリと覚えている。小2のわたしにとっては一生忘れてはならないお得な情報に思えたのだろうか。

その後、せっかくのお得情報を活かすことがないまま40年近くの月日が流れたのだが、最近になってふと閉店直前のパン屋さんへ行ってみた。

するとそのパン屋さんでは閉店の1時間前からタイムセールがはじまり、なんとほとんどの商品が20%OFFになる!

閉店直前のタイムセール
閉店直前のタイムセール

例えば216円の「生フランス」は20%OFFで173円になる。これはお得だ!

もちろん当日中に食べるのが良いとは思うが、わたしは翌日の朝食用に何個か買った。800円ぐらいの感覚で買っても20%OFFで600円台になる。

一度このお得感を味わってしまったわたしはすっかりクセになってしまい、閉店直前のパン屋さんへ足を運ぶのが日課になった。

これが小学生のころの恩師が言っていた閉店直前のパン屋さんの魅力なのか! まさか40年近く経った今になって実感することになろうとは…

だが、何度か足を運ぶうちに「閉店直前」に行ってもダメだと気づいた。それはそうだ。タイムセールは閉店の1時間前からはじまっているのに閉店直前にお店に行っても売れ残っているパンは少ないし、人気のあるパンはもっと早くに売れてしまってわたしが行くころには残っていない。当然のことだった。

そのことに気が付いてからはタイムセール開始のタイミングを見計らってパン屋さんへ行くようにした。ただあまりにもピッタリすぎる時間だと「タイムセールはじまってるのかな?? 」という不安がある…

さらに毎日のようにタイムセール開始と同時にお店に行くのは少し恥ずかしい。目立ちすぎると店員さんに変なあだ名を付けられそうだ。

それでもやっぱり閉店直前に比べると選べるパンの種類が圧倒的に多い! わたしが大好きでよく買うパンが残っていることもある。タイムセールで買うと20%OFF。お得だ。

最近では300円ごとに押してもらえるスタンプを効率良くGETできるように計算しながら買うようにもなった。狙うは600円。最近のちょっとした楽しみなのだ。

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2022年3月23日(水)|娘の卒業式“メモ”

2022年3月23日、少し肌寒い1日。今日は娘の小学校の卒業式だった。

ドラマチックに振り返りたいところだが、なぜだかものすごく疲れているので、とりあえず今日は“メモ”を残しておこうと思う。

拍手

子どもたちが入場して来る時の拍手が小さく感じた。例年なら在校生も出席するが今年は卒業生だけだ。拍手をする人の絶対数が少ないのだ。

さらに保護者もビデオカメラだけでなくスマートフォンでも撮影するから手が離せない。

「斉唱」ではなく「静聴」

例年であれば「国歌斉唱」「校歌斉唱」のところ時世に合わせ「国歌静聴」「校歌静聴」に。

事前にレコーディングされた子どもたちの歌声が流され、体育館にやさしく響いた。

卒業証書授与

例年は校長先生からひとりひとりに卒業証書が手渡されるが、今年は各クラスの代表者のみ。

担任の先生がひとりひとりの名前を読み上げると子どもたちは「はい! 」と返事をして起立し保護者の方を見る。シャッターチャンス。

校長先生の祝辞

校長先生の話とは長く、我慢して聞くもの。

…と思っていたが、うしろからようすを見ていると、うなずきながら聞いている児童が多く驚いた。うちの娘も「みさきの家」(三重県志摩市にある京都市の野外教育施設)でいかだに乗った時の話に大きくうなずいていた。

先生をほめる

校長先生は祝辞の中で子どもたちをほめるだけでなく、先生たちに対しても授業の準備や子どもたちと向き合う姿勢をほめ感謝の気持ちを伝えておられた。

以前から小学校の雰囲気は良さそうと思っていたが、校長先生の気遣いがこの雰囲気をつくっていたのかと思う。

『終わりなき旅』

卒業生が退場する時に流れたのはMr.Childrenの『終わりなき旅』。子どもたちの門出にぴったりの歌詞だ。正直、ちょっとウルッとした。

ちなみに入場の時には『威風堂々』が流れていたが、うちの娘は「くら寿司の歌」と言っていた。家に帰ってからふたりで『威風堂々』のメロディーを歌ってみたのだが、ふたりそろって上手く歌えず大笑いした。この前といっしょだ。

2022年2月9日(水)|望まれざる遺伝

最後の授業

卒業式のあと、子どもたちは教室へ。担任の先生からひとりひとりに卒業証書が手渡された………そうだ。

残念ながら保護者は教室には入れなかったので、最後の授業がどんなものかはわからない。先生と子どもたちだけの最後の授業。

袴姿

最後の授業が終わると子どもたちは運動場へ。撮影会がはじまる。

3年前の息子の卒業式の時にほとんどの女子が袴姿だったことに驚いたが、今年はスーツ姿もちらほら。スーツ姿のうちの娘は大人っぽく…と言うか、保護者感があった。クラスメイトに「お母さん」と呼ばれていておもしろかったw

2022年3月13日(日)|娘が卒業式に着る服装

恐竜学部

担任の先生にお礼をした時に、福井県立大学に新設される恐竜学部の話題を出されて驚いた。娘は担任の先生にも話していたようだ。

2022年3月12日(土)|恐竜学部

独特の雰囲気

娘はとなりのクラスの先生にも「中学校へ行っても独特の雰囲気を大切にしてね。」と言われていた。

そう言えば、以前、校長先生にも「娘さんが持っている独特の世界観は校長室にも届いています。」と言われたことを思い出した。いったいなにをすればそんなことが校長室に伝わるのだろうか…

再会-その1

娘が4年生の時の担任の先生が赤ちゃんを連れて卒業式に来てくださっていた。子どもたちは卒業式の途中で気づいていたらしい。みんなうれしそうに先生のところへ集まっていっしょに写真を撮っているのが印象的だった。

再会-その2

同じ保育園を卒園した友だち同士が集まり、小学校の近くにある保育園へ卒業の報告へ。「迷惑にならないかな…」と心配しながら保育園へ行くとあたたかく歓迎してくだり感謝。

保育園で4年間お世話になった先生と久しぶりに会えて娘もうれしそう。

再会-その3

帰宅途中に出会った友だちに娘が「あっ! 」と声をかけた。するとその子のお母さんがわたしに話しかけて来た。ふつうの挨拶かと思ったら、そのお母さんはなんとわたしの中学校の同級生だったのだ! 以前から「たぶんそうじゃないかな。」と思っていたそうだ。

あとで娘に聞くとその子とは6年間で一度も同じクラスになったことがなく、話したこともほとんどなかったらしい。

娘の卒業式の日に自分の同級生に再会するとは不思議な縁だ。

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2022年3月24日(木)|去るもの〜20代・女子

久しぶりに出社した。もうすぐ3月も終わろうとしているが、今年になってはじめての出社だった。

在宅勤務にどっぷりと浸かっていると久しぶりの出社はなにかと大変。それほど歩いているわけでもないのに、トレッキング以上に疲れるし、家事もたまる…

それなのにわざわざ出社したのはもちろん業務上出社が必要なことがあったから………ではなく、会社の同僚たちとランチに行くためだ。同僚のひとりが4月から東京勤務になるので「送別ランチ」をすることになったのだ。

その同僚は入社7年目の女子で、彼女は会社に命じられて異動するのではなく、プロスポーツ選手のように自分から手を挙げて行きたい部署へ行く。ここ最近わたしが恐れている、いわゆる一般的な人事異動とは違う。

3月15日(火)| 会社員の3月

彼女が異動するのはマーケティング系の部署で、華やかなイメージがある。よっぽどうれしいのだろう。新しい部署で自分がたずさわる仕事の話をする時の表情はキラキラと輝いている。まぶしい、まぶしすぎる…

一方、彼女以外のメンバーは4月以降の組織がまだはっきりと決まっておらず、不安な気持ちを抱えている。もちろんわたしもそのひとりだ。

「どうなるか心配ですねぇ…」

キラキラ女子もわたしたちのことを心配してくれるのだが、彼女の表情はにこやかだ。

彼女もまた他人の不幸話をおかずに白ご飯を美味しく食べられるタイプなのだろう。おかずにはなりたくない…

3月16日(水)| 白ご飯のおかず

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2022年3月25日(金)|去るもの〜20代・男子

わたしが働いている会社では「退職のご挨拶」というタイトルのメールが送られて来ることがある。特に年度末のこの時期には多くなる。

今日も1通の「退職のご挨拶メール」が送られて来た。差出人には見覚えのある名前。5年前に新卒として入社し、同じ部署に配属された20代の男子だった。

彼は翌年には東京へ転勤になったのでいっしょに働いた期間は1年もないのだが、新卒特有の張り切りすぎる感じも、張り詰めた感じもなく、“ちょうど良い感じ”の雰囲気が印象に残っている。

一応、一生懸命仕事はしていたのだが、会社の近くで『ポケモンGO』のレイドバトルが発生した時にはiPhone片手にいっしょに駆けつけたものだ。

5年前のちょうど今ごろ、彼が寝坊をして会社を遅刻したこともあった。本人はえらく落ち込んでいたが、わたしは大笑いさせてもらったことを覚えている。ブログの記事に書いたぐらいだ。

新卒入社1年目の新入社員が寝坊して会社を遅刻するというイベントが大好物です!!

東京へ転勤になってからもしばらくは仕事の相談をしてくれたり、うちの娘とLINE通話をしながら『ポケモンGO』の対戦をしてくれたりもしていたのだが、今回の転職の話はまったく聞いていなかったので、やっぱり遅刻の時に大笑いしたのが良くなかったのかも知れない。

退職後はベンチャー企業でコンサルタントをするらしい。次の職場には寝坊で大笑いしてくれる同僚はいないだろうから、気をつけてがんばってほしい。

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2022年3月26日(土)|「数字化」できる名前がうらやましい

イラストレータの326さんのツイートがおもしろかったからついハートマークを押してしまった。笑える下ネタは好きだ。

なぜこのツイートにたどり着いたのかと言うと、今日が3月26日だからだ。3月26日→3.26→326を連想し、なんとなく検索してみたのだ。

「326」にちなんだツイートをされているのかと思ったら、下ネタだったのでよけいにおもしろかった。

自分の名前を数字に変換できる人はうらやましいと思っていたのだが、326さんでさえ「3月26日」は特別な日とは思わないのか。案外そんなものなのか。

そもそも「る」を「6」に読み替えるのは無理やりな気がすると思って『ウィキペディア』の「語呂合わせ」の項目を見てみるとこんな記載があった。

6 : ろく、ろ、むっつ、むつ、む、る(6を速く言うとそう聞こえることがある)

「る(6を速く言うとそう聞こえることがある)」………本当だろうか?

「ロクロクロクロクロク…」実際に速く言ってみたが、そんなに「る」とは聞こえない。やっぱり無理やりだ。

わたしの場合は苗字も名前も数字に置き換えられないので、人の名前を見て「数字化」できるとうらやましいと思ってしまう。

クルマの運転中にもついナンバープレートが目にとまる。例えばナンバープレートが「310」だと十中八九、クルマを運転しているのは「佐藤」さんだ。「3110」だと「斎藤」さん。

そういうナンバープレートをつけたクルマを見かけると心の中で「こんにちは、佐藤さーん! 」とあいさつをする。

もしも自分が数字に置き換えられる名前ならクルマのナンバープレートは絶対に名前を数字化したものにするだろうと思う。暗証番号が「0310」の佐藤さんも多そう。暗証番号は気をつけないとね…

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2022年3月27日(日)|トラップ

小学校を卒業したばかりの娘は自分の部屋よりもリビングにいることが多い。理由は明白で、いつでもテレビゲームができるからだ。(最近はNintendo Switchの『モンスターハンターライズ』に夢中。)

冬の間はわたしも自分の部屋ではなく、ダイニングテーブルで仕事をしている。

そうすると、リビングでゲームをしている娘が「とっとー! 牛乳取ってー!! 」とものすごーーーく雑にわたしを使おうとした。

さすがに「自分でどうぞ! 」と答えると娘は「えっ!? 」といった表情で目をまん丸にしている。断られるとは思っていなかったようだ。娘は諦めたのか、今度はiPadをさわり出した。

しばらくすると、LINEでメッセージが来た。娘からだった。

むすめ

もしもし。宅配をお願いしたいんですけど。

なんと牛乳を取ってほしいというお願いを断ったら宅配サービスを利用するかのようなイメージで仕掛けて来たのだ。

ごりら

はい、「ゴリバーイーツ」です。

乗ってしまった…

娘はニヤーっとした表情を浮かべながらLINEのメッセージを書いている。

むすめ

牛乳を一杯くれませんか?

ごりら

30秒でお届けします。

こうなったらもうやり切るしかない。わたしはサッと立ち上がり、急いで冷蔵庫から牛乳を取り出し、娘のコップに注いだ。

ニヤニヤしながらリビングで牛乳を待っている娘にお届けだ。

「ピンポーン♪ ご注文の牛乳をお届けにあがりました。」

「ありがとう! 」満面の笑みを浮かべた娘が牛乳を受け取る。

なにをやってるんだ…と思いながら、テーブルに戻り仕事の続きをしていると、またLINEのメッセージが届いた。もちろん娘からだ。

娘からのメッセージ
娘からのメッセージ

今後も使ってくださるそうだ。娘が仕掛けたトラップにハマってしまった…

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2022年3月28日(月)|抜歯

今日、歯を1本抜いた。

虫歯になっている奥歯は治療の方法がないため、もはや抜くしかないということだった。

1ヶ月前に宣告され、とうとう当日になった。

2022年2月28日(月)|4つの選択肢

歯を抜くのは2020年8月に親知らずを抜いて以来だ。

あの時は麻酔をしているにもかかわらず、いかにも歯を抜いているという感覚が伝わって来たのを覚えている。顎ごと外されそうになる感覚だ。

今回抜く歯はすでに虫歯の治療で大部分が削られており、例えるなら「沖ノ鳥島」のような状態だった。なので、先生にも親知らずを抜く時ほど大変ではないと言われていた。それぐらいもろくなっているということか…

そうは言っても「歯を抜く」というのは精神的な負担が大きい。1ヶ月間、ずっとこの日が来るのをおびえて過ごした。

そして、抜歯当日。診察室に呼ばれ、イスに座る。すぐに背もたれが倒された。自分では見えないが、顔面蒼白。血の気が引いて行く感じがする。

「まずは麻酔をしますね。」

そう言われた後、歯ぐきがチクッとした。痛みを感じないようにするための麻酔なのに、その麻酔の注射を打つ時はチクッとする。その痛みも感じないようにはできないものなのだろうかと毎回思う。

その後すぐに歯のまわりをクイックイッとされている感覚がした。缶詰めのふたを開ける時のようなリズムを感じる。ますます血の気が引く。

しばらくすると先生が席を立った。

「大丈夫ですか? 」助手の方が声をかけてくれる。

「もう抜けたんですね…」

わたしが言うと、「い、いえ、まだ麻酔だけです…」と歯科助手の方は笑いを堪えるように答えてくれた。

缶詰めのふたを開けるようなリズム、あれは一体なんだったのか…

しばらくすると先生が戻って来た。今度こそ抜歯だ。

麻酔が効いているので部分的な痛みはないのだが、やはり親知らずを抜いた時と同じように顎ごとはずされる感覚だ。

抜歯が終わり、抗生物質と痛み止めをもらい、帰宅。2時間ほどで奥歯のあったところがズキズキしはじめたので、すぐに痛み止めを飲んだ。

ひどい痛みや腫れはないが、軽い出血が1日中続き、痛み止めを飲んだ影響なのか、ずっとボーッっとする。

わたし自身は今さらもうどうしようもないが、子どもたちには歯の大切さをあらためて伝えておいた。歯が命なのは芸能人だけじゃない。

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2022年3月29日(火)|明日から!

昨年の11月からはじめたダイエットは最大で8.6kgの減量に成功していた。

それが今、増加傾向に転じている。リバウンドだ。

わかりやすくリバウンド!
わかりやすくリバウンド!

わたしのダイエットのベースとなっているのは「レコーディング」だ。毎朝、体重計に乗って記録していく。

もちろん今も毎日欠かさず体重の測定は続けているが、今は体重が増えていることを受け入れてしまっている………

これまでのリバウンドは体重計に乗らないようになり「なんかボテっとしてきたな…」というのを感じながらズルズルと行ってしまうパターンだった。

「そろそろヤバいな…」と思って体重を量ってみると大台に乗っていて、それからダイエットを決意するのだ。(それが昨年の11月。)

それが今回はリバウンドしているところをただ直視している感じ。これまでにはないパターンだ。

毎日体重を量っているので、なぜ体重が増加傾向にあるのかはなんとなく把握している。

リバウンドのキッカケは不知火(デコポン)の箱買いだと思う。

不知火はほとんど水分なので食べても食べても水分として出ていくのでいきなり体重が増えることはなかったのだが、食べることによって胃が大きくなり、身体も満腹感を得ることを思い出してしまったのだ。

2022年3月9日(水)|不知火(シラヌヒ)

年度末である3月は仕事も忙しく、いろんなことが乱れはじめた。体重を落とすためにやっていた「長風呂」や「朝のウォーキング」の時間が短くなり、日によってはできないこともあった。

さらに閉店前のパン屋さんに行ってお得な買い物をする楽しみも覚えてしまったのだ。パンが美味しくて仕方ない…

パンが美味しい…
パンが美味しい…

2022年3月22日(火)|閉店直前のパン屋さん

その気になれば体重を減らすことができる実感はあるが、さすがに年齢的にも増えたり減ったりを繰り返すのは健康的に良くないだろう。今がふんばりどころだ。

明日から本気出す!!

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2022年3月30日(水)|マキシマム!

「あー、山に登りたいなー!! 」

娘が突然言い出した。昨年から登山をはじめたわたしは一瞬「おっ?? 」と思った。

登山初心者が登った関西・近畿地方のおすすめの山|登山記録(2021年)

だが、娘が言っている「山に登りたい」は十中八九わたしの思い浮かべたイメージとは違うはずだ。「どうしたん? 」あまり期待せずに聞いてみた。

「山に生えてる草を食べてみたいねん! 」

ほら、予想通りだ。いや、予想のはるかナナメ上をいく答えだった。

「え? どういうこと?? 」そう聞かずにはいられない。

「最近見てるYouTuberが山で美味しそうに草食べてんねん! 」

娘の話ぶりからはいわゆるアウトドア系のチャンネルではなさそうだ。娘がiPadでそのチャンネルを見せながら解説してくれた。(“草以外のもの”も食べているのでここでのご紹介は控えておきます…)

たしかに山や河原に行ってそこに生えている草を食べていたが、知識が豊富でむやみやたらに雑草を食べているわけではなさそうだ。

そして娘が気になっていたのが、草を炒める時に使っていた「マキシマム」という名前の調味料だ。「マキシマム」は宮崎県の中村食肉という会社が製造しているスパイスらしい。

「マキシマムをかけたらなんでも美味しくなるらしいよ! 」と娘が力説する。そう言えば、昔、会社の同僚もこの調味料の話をしていた気がする。

その話をすると「◯◯(←会社の同僚の名前)、やるやん! 」と娘。娘はなぜかこの同僚のことは呼び捨てにしているのだ。

Amazonで「マキシマム」を探すと出て来た。なかなかのお値段だが、おもしろそうなので買ってみた。

次の日に「マキシマム」が届くと娘は早速ペロリと味見した。「おお! 美味しい!! 」と娘は絶賛だ。

冷蔵庫に春キャベツとにんじん、ソーセージがあったので、お昼ごはんに焼きそばをつくることにした。ソースは使わずに調味料は「マキシマム」のみ。

どれぐらいが適量なのかわからないので、適当に振りかけながらつくってみた。足りなければ後から足せば良い。

マキシマム焼きそば
マキシマム焼きそば

見た目は美味しそうな焼きそばができた。(…と思う。)

息子は2、3口食べて「マキシマム」を追加投入した。ちょっと遠慮しすぎたようだ。(だって高いから!! )

娘もニヤニヤしながら「マキシマム焼きそば」を食べる。「おー! マーキシマーム♪ 」変な音程をつける娘…

娘も何口か食べて「マキシマム」を追加。今度つくる時はもう少し多めに入れよう。

少食の娘が食べ残したので、わたしも味見した。

「全然イケる!! 」と思った。たぶんもう一工夫すればさらに美味しくなるんじゃないかと思うのだが、なにをすれば良いかは料理のセンスがないわたしにはまったく検討がつかない…

まあ、「マキシマム」はまだまだある。いろいろ試してみるとするか。

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2022年3月31日(木)|阪神弱い、くそ弱い

3月25日(金)に今シーズンのプロ野球開幕して、今日でちょうど1週間。だが、阪神タイガースにはまだ勝ち星がついていない。

今シーズンはセ・パ両リーグが同時に開幕し、2カードが終了している。昨日までは「BIGBOSS」でシーズンオフの話題をかっさらった日本ハムファイターズも0勝だったが、ついに今日、初勝利をあげた。これで日本ハムに勢いが出ればおもしろくなりそう。盛り上げてほしい。

さて、阪神だ。

わたしは「阪神ファン」だが、いつのころからか“少し距離を置いて”見守るようになった。最近ではテレビの野球中継もほとんど観ないし、細かい情報は知らない。

ファンなのに、なぜか…

それは、これまで何回も何回も、何回も何回も、なーーーん回も裏切られて来たからだ。もう心が疲れている…

阪神は2005年に優勝してから昨シーズンまで16年間優勝から遠ざかっている。

星野監督が宙に舞った2003年は1985年以来18年ぶりの優勝だったから、もうほとんど変わらないところまで来た。

けれども、「期待を裏切られた感」が強いのは断然、今だ。1985年の優勝から2003年の優勝までの“谷間”は阪神ファンにとって「暗黒時代」とも呼ばれている。実際、その間は最下位が10回、優勝争いをしたのは1992年だけだ。(ちなみにその1992年に亀山努とともに阪神を牽引したのが新庄だった。)

この暗黒時代は優勝できる気配がまったくと言って良いほどなかったので、ある意味、精神的には安定していたのだ。負けるのがふつうだったから。

それが阪神が最後に優勝した2005年の翌年から昨シーズンまでは毎年のように優勝の気配がある。なんと16年間で8回も2位になっているのだ。

特に2008年と2021年は9月まで首位をキープするほど好調で「さすがに今年は優勝できる!! 」という期待を持たされた。で、結局、最後の最後で阪神は力尽き、優勝を逃した。

そして、今シーズン。

正直、開幕から6連敗しているこの惨状はほとんどの阪神ファンが予想した通りの展開になっているのではないだろうか。

ただし「予想通り」と言うのは開幕戦が終わってからの話。「予想」と言うよりは「イヤな予感」だ。

開幕戦の対戦相手は昨シーズンの日本一であるヤクルトスワローズだった。阪神は7回終了時点で8-3でリードしていた。残り2回で5点差。

野球はゲームセットまでわからない。そんなことはわかっている。わかっている。わかっているのだ。

だけど、5点差で勝っている。高校野球じゃない。プロ野球で、残り2回で5点のリード。

まさか7点取られて逆転負けすると思うかー!?

阪神は開幕戦を落とした。しかもふつうの負けじゃない。これは今シーズンずっと引きずると思ったし、開幕6連敗はイヤな予感通りだ。(まだこれで終わると思えない。)

こうなると矢野監督が「今シーズンをもって退任しようと思っている。」とキャンプイン前日の1月31日に宣言したことも完全に裏目となったと思う。

こんな最悪な状況で、明日からは東京ドームでの巨人3連戦。明日は“ウソでも良いから”勝ってほしい…

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