[サラリーマンの働き方改革]副業が解禁されたから税務署へ開業届を出しに行く! の巻

ごりら

こんにちは! ごりら@goriluckey)です!!

わたしが勤務している会社が働き方改革の波に乗って副業解禁されたんですよー!

ごりら

今回は「税務署へ開業届を出しに行く!」の巻!!

副業をするためには開業届を出さないといけない…ってわけではないんですが、わたしのような副業サラリーマンが開業届を出すメリットはあるんでしょうか!?

副業解禁された!

2016年9月に安倍政権が設立した働き方改革実現推進室によって、これまでの考え方にとらわれない政策が次々と打ち出されています。

例えば「プレミアムフライデー」は正直なところ社会全体に浸透している感じはまったくありません。

ですが、毎月最終金曜日は15時に退社して消費を促進したり、家族との時間を持とうという考え方そのものにはわたしは共感しています。

ごりら

今までこんなことだれも言わなかったですもんねー!

「働き方改革」はわたしのようなサラリーマンに直接関係のある政策なので気になることばかり。

中でもわたしが注目していたのが「副業・兼業の推進」です。

2017年はDeNAやソフトバンクが副業解禁したというニュースが続々と飛び込んで来ました。

ごりら

そしてついにわたしが働いてる会社も副業解禁になったんですよー!!

そうや開業、しよう!

わたしが働いている会社では副業をする場合はその内容によって会社への申請が必要でした。

例えばアフィリエイトサイトの運営なんかは申請は要らなかったんですが、わたしが思い描く副業はもっと幅広い活動をふくめていたので、会社へ副業申請をすることにしたんです。

会社の副業申請を音速で提出し、無事に承認されたまでは良かったんですが、具体的な事業計画を持っていたわけではありません。

ええ、そんな状況なのにわたしはなにを思ったか…

ごりら

そうや開業、しよう!!

って決心したんですよー!!

たぶん、ふつうのサラリーマンにとって「副業」って思ってる以上になにをしたら良いのかわからないと思うんです。

実際、わたしが勤務している会社でも、そもそも副業解禁されたことを知らない人もいたぐらいですし、副業申請をしたという人もほとんどいないようです。

なので、「開業する」ということは自分の中でのケジメと言うか、具体的に前進するための宣言のような意味があるのかも知れません。

開業届を出しに税務署へ!

ええ、そもそも開業しようと思いついたものの、なにからはじめたら良いのかさえ知りませんでした。

で、わたし自身がお世話になっているファイナンシャルプランナーの友だちに聞きました。

ごりら

開業ってどうやったらできんの!?

ファイナンシャルプランナー

税務署へ行って「開業届」を出したら良いんですよ。

ごりら

へ〜税務署かー! 行ったことないな。

開業届出すのっていくらかかるん?

ファイナンシャルプランナー

えっ!? 開業届を出すのは無料ですよ。お金はかかりません。

ごりら

そうなん!? タダ? 手数料とかも要らん?

なんとなんと! 開業届って無料で出せるんですねー!

「善は急げ! 」ってことで早速税務署へ行きました。

いざ税務署へ!

開業届の書き方

これまで税務署に縁もゆかりも無かったわたしはドキドキしながら受付へ行きました。

ごりら

すみませーん、開業したいんですけども。

そういうと、受付の人がA4サイズの用紙を手渡してくれました。

税務署の職員さん

こちらに記入してください。

これが開業するのに必要な「個人事業の開業・廃業等届出書」です!

開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)
ごりら

うっわ、ふつうの紙キレやなー!

続けて受付の人がもう1枚の書類を渡してくれました。

税務署の職員さん

青色」やったらこっちの書類も書いてくださいね。

「青色」…ですよね?

ごりら

…ええ、青ですけども?

いやー、正直なところ事前にファイナンシャルプランナーの友だちに聞いていなければ焦りまくったと思います。

この質問は「青色申告」か「白色申告」かどちらで確定申告をするつもりですかってことなんですね。

「青色申告」と「白色申告」の違い!?

わたし自身もなんとなーく聞いたことはある「青色申告」と「白色申告」ですが、なにが違うんでしょうか!?

まず、そもそも確定申告をする必要があるのは1年間の事業収入が20万円を超える場合。(経費を差し引いた金額が20万円以上)

ごりら

いやー! そらやるからには20万円は超えたい!!

その上で青色申告をするか白色申告をするかの違いがあるんですね。

どちらを選択するかのポイントはいくつかある…いや、あったんですが、今は白色申告のメリットが無くなったので、実質的には青色申告一択です。

これまでは(収入300万円未満の場合)白色申告には記帳・帳簿の保存義務が無かったんですね。ですが、2014年以降は白色申告にも記帳・帳簿の保存が義務づけられたんです。

特別控除が無い代わりに記帳・帳簿の保存義務が無いのが白色申告のメリットだったのに、それが義務づけられた…

ごりら

じゃあ、青色申告で特別控除を受けた方が良いやーん!!

選択肢がひとつになったのは良いんですが、わたしは経理の経験も無ければ簿記の知識もありません。

正直なところ、やや不安もありますが、きっと無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」で簡単にできるんやと信じて今は突き進みます。

ちなみに、こちらが「所得税の青色申告承認申請書」です。

所得税の青色申告承認申請書

ええ…

ごりら

こっちもふつうの紙キレやなー!!

開業届を出すタイミング

わたしは税務署へ行ったその日に開業届を出すつもりでした。

ごりら

1月1日付けで開業したいッス!!

税務署の職員さん

ふふっ…

じゃあ、1月になってから来てください。開業届は開業してからで良いんですよ。

ごりら

え? あ…はい………

わたしは張り切って未来日で開業届を出そうとしたんですが、開業届は実際に開業してから出せば良いんですね。提出期限は開業日から1ヶ月以内です。

「所得税の青色申告承認申請書」は開業するタイミングによってちょっと違うみたいですが、「個人事業の開業・廃業等届出書」とセットで出せば良いですよね。

  • 1月1日〜16日までに開業した場合: 3月15日までに提出
  • 1月16日以降に開業きた場合: 開業から2ヶ月以内

この記事のまとめ

ごりら

今回は「税務署へ開業届を出しに行く!」の巻でした!

ちょっと前のめりになり過ぎましたが、開業届の記入はしておきますね。

実際に開業するまでにほかにも準備をしないといけないこともある…でしょうし、落ち着いて進めていくことにします!

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