
毎日会社へ行くのがイヤです。できることならずっと家にいたい…
今回はわたし自身の「ストレスチェックの結果が毎年最悪なのにうつ病にならない理由」を考えてみました。
決して医療的な診断を受けたわけではないので、あくまでもわたし自身の経験談ですが、もしかしたらだれかの役に立てるかも…とか思っています。
ストレスチェックの結果を見てみよう!
わたし自身も毎日会社へ行くのを億劫に感じていますが、これまで同じ職場で働いていた人がメンタルヘルスの問題で休職を余儀なくされる姿を何度か見てきました。

同じ職場の人が休職…
あ、これは「今の職場」に限った話ではなく、いくつかの会社のいくつかの職場の話です。
まあ、仕事をしていてストレスを受けない人の方がめずらしいですよね。
その証拠に2015年(平成27年)12月には50人以上の常時雇用のある事業者に対して従業員の「職業性ストレスチェック」が義務づけられました。
ストレスチェック制度
平成27年12月より施行のストレスチェック制度は、定期的に労働者のストレスの状況について検査を行い、本人にその結果を通知して自らのストレスの状況について気付きを促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、検査結果を集団的に分析し、職場環境の改善につなげる取組です。
出典: 『厚生労働省』
わたしが働いている職場ではストレスチェックが義務化される以前から毎年1回ストレスチェックを受ける機会がありました。
3年間の結果を振り返ってみると、自分で心配になるぐらいギリギリな感じ…!
2016年の結果の一部を見てみましょう…
- ストレス反応
- 疲労感が見られます。
- 抑うつ感が見られます。
- 不安感が見られます。
- 影響要因
- 上司や同僚からのサポートがうまく得られていないようです。
- 仕事への満足度が低いです。
2015年の結果は…
- ストレス反応
- 抑うつ感が見られます。
- 疲労感が見られます。
- 不安感が見られます。
- 影響要因
- 上司や同僚からのサポートがうまく得られていないようです。
- 仕事への満足度が低いです。
2014年の結果も…
- ストレス反応
- 不安感が見られます。
- 疲労感が見られます。
- 抑うつ感が見られます。
- 影響要因
- 現在上司や同僚とよい関係性が築けているようです。
- 現在の仕事にも満足されているようです。
こうして見ると2014年から仕事への満足度とか周囲の人たちと関係性が少しずつ悪化しているのが気になりますね。
ちなみに総合的な評価がA〜Eまでの5段階で表されているんですが、2015年には最低のEを叩き出しています…!!
たぶんうつ病の扉は何度も叩いてる!?
過去3年間ストレスチェックの結果を見ると、まあ、なんだかヤバそうな感じはしますが、きっとわたしはもともとストレス耐性が低いんだと思います。
大学を卒業して会社で働くようになった、社会人1年目からこれまでの間、「あれ…これヤバイんとちゃうか? 」と思ったことがいくつかあるので、列挙してみますね。
- まっすぐ会社へ行けず駅のベンチに座ったり喫茶店へ立ち寄る
- 携帯電話の着信音・振動が怖い
- 耳がボワボワとする
- 自然と涙がこぼれ落ちる
- 3時ごろに目が覚めて寝られなくなる・数十分ごとに目が覚める
- ご飯を食べても食べても満腹感がない
- 内臓がキリキリする
- めまいがする
…あれ…思った以上にいっぱい出てきて自分でも引くので、ちょっとおちゃらけさせていただきますよ!
これこれ!
ゴリラは警戒心が強く、神経性の下痢にかかりやすい、心臓の負担から死にいたるなど、ストレスに非常に弱いことも明らかになっている。

ゴリラはストレスに弱い
「ゴリラの血液型はB型」に続き、またしてもビジュアル以外の共通点が…
それでもワイはうつ病にならない!!
ストレスチェックの結果や自覚症状を見るとタイミングによっては「うつ病」と診断される可能性も十分あったんじゃないかと思いますが、一方でわたしには「うつ病にはならない!! (…んじゃないかな)」と思う気持ちもあるんです。
それは、なぜか?
一番の理由はわたしは他人の不幸が大好物だからです!!

あっ、ちょっと待って!! 最後まで話を聞いて…
いや、もちろん他人の不幸が大好物とは言ってもガチの不幸話では喜びませんよ!?
わたしが大好物なのは仕事上の失敗談なんですね。それも自分が抱えている仕事と同じようなレベルの失敗談にはヨダレを垂らして食いつきます。
わたしは日ごろから他人の失敗談を堂々と求めているんですよ…!

なんかワイが喜びそうなヤツないの? ぐへへ…
例えば新卒で入社した印刷会社では笑える不幸話がけっこういっぱいあったんですよね。表紙と本文の上下が逆に製本されていたり、ふつうの雑誌なのに裁断ミスで袋とじになっていたり…
もちろんお客様があることなので笑いごとじゃないのは百も承知なんですが、他人の不幸話を聞くことによってわたしはこんなふうに思うことができるんです。

なんか自分の失敗とか不安ってみんなが抱えてることと変わらんな〜。
失敗した同僚には申し訳ないのですが、自分が困っていたこと、悩んでいたことが小さく思えるようになるんですよね。
今ではとうとう「ごりらさんが喜びそうなネタが入りましたよ…」とまわりからネタを提供してもらえるようにまでなりました。

他人の不幸話が大好物
一方でわたし自身も同じように考えています。

もしワイが失敗したらみんなに話してネタにしたらええか!
と。
実際にわたしは仕事でやらかした時には同僚に話してネタにしています。
失敗談をネタにすることで気分が楽になるということのほかに、実務的なメリットをわたしは体験しているんですよ。
具体的にはこんなことがあったんですよね〜。
- 自分では解決できないと思い込んでいたこともほかの人はすでに経験済みで解決方法を知っていた
- マジで笑いにならない時は先輩が助けてくれた
人によっては単なる甘えやろって言われるかも知れませんが、「最後はだれかがなんとかしてくれる! 」という開き直りの気持ちを持っているのも、わたしがギリギリのところで踏みとどまっている要因なのかなと思っています。

だれかが助けてくれる!?
まあ、組織に属している以上は自分の中に溜め込みさえしなければだれかが処理してくれるもんなんですよ!
この記事のまとめ
今回はわたし自身の「ストレスチェックの結果が毎年最悪なのにうつ病にならない理由」を考えてみました。
わたしのまわりには傷をベロンベロンと舐め合える同僚がいる…というのが救いなのかも知れません。
なんだかんだ言っても働く環境に恵まれているんでしょうね〜。
はあ…明日もだれか不幸話を届けてくれへんかな〜。
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