
ある程度の期間ブログを続けているとよく読まれる記事とそうでない記事があることに気がつきます。/p>
自分ではものすご〜くがんばって書いた記事があまり読まれなかったり、逆にそんなに思い入れなく書いた記事が読まれたり。
この記事では「ブロガーとミュージシャンの共通点について」わたしの考えをまとめてみました。
そうなんですよ、これはいわゆる「音楽性の違い」ってやつなんですよ!!
目次
この記事を読む前に
この記事ではあたかも自分がまるでミュージシャンかのようにふるまったり、音楽産業に明るいかのような発言をしようとしていますが、わたし、超ド級の音痴な上にリズム感がまったくありません!
もちろんバンドを組んだことなんて一度もないです!!
あと最近はCDも買わないし借りることもありません。なので、この記事に出てくる音楽関連の例え話は90年代の話です。
同年代の人は懐かしく思えるかも知れませんが、若い人には「なにこのおっさん!? 」と思われるかも知れませんね。

さあ、いっしょに『時の扉』を叩きましょう!!
ブログの読まれる記事・読まれない記事
ブログ…と言うか、インターネットの世界で「よく読まれる記事」というのは「よく検索される記事」ということですね。
Googleの検索結果の上位に自分の記事が来るように、ブログやWEBサイトの運営者は必死で考えているんです。
日本の音楽産業で言うとオリコンの「音楽ランキング」で上位にランキングされる音楽、それがブログで言う「よく読まれる記事」です。
さらにオリコンのランキング1位にも「CDシングルランキングの1位」と「演歌・謡曲ランキングの1位」がありますが、きっと販売数は全然違いますよね。
ここでは「J-POPの方が良いっ! 」とか「演歌の魅力がわからんのかっ!? 」とかそんな話をしようとしているのではなくて
市場が求めている音楽はどちらか?
ということです。
この記事を書いている2017年2月にわたしが書いた記事を例に出して考えて見ます。
こちらの「ビックリマンと聖闘士星矢のコラボレーション『聖闘士星矢マン』」について書いた記事はよく読まれているんですね。

よく読まれてるって言うても「自分比」ですからね…!!
これは2017年1月31日に発売開始された新しい商品に関する話題なのと、わたしと同年代の人にとってはインパクトのある「ビックリマン」と「聖闘士星矢」という2つの強力なコンテンツのコラボレーション商品なので検索する人が多いんですね。
一方で同じ時期に公開したこちらの2つの記事は「古典に登場する伏見稲荷大社」のことを書いたものです。
ひとつは「伏見稲荷と『枕草子』」、もうひとつは「伏見稲荷と『今昔物語』」について書いているんです。
なんとこれらの記事はGoogleで「伏見稲荷 古典」で検索すると1位・2位に表示されるんです! (2017年2月9日現在)

Googleで上位に表示されている!
ですが、残念ながらほとんど読まれることはありません…。

うぅ………おもしろいから読んでみてください…
とは言え、この結果は予想通りでもありました。
だって、「伏見稲荷 古典」で検索する人って0ではないにしてもほぼいないだろうなと思っていましたから。
ですが、ここで大きな問題があるんです!!
実はわたしが思い入れを持って書いたのはこっちの伏見稲荷の記事なんですよ!! ミュージシャン的に言うと「オレのやりたい音楽」ってやつです。
これは困った…! 自分のやりたい音楽は市場にぜーんぜん求められていないんです。
売れていると対策が打てる!!
ブログでもなんでも人前に自分の「作品」を出す以上はひとりでも多くの人に見てほしい、読まれたいって思ってますよね。
楽曲をリリースするミュージシャンだってそう。ひとりでも多くの人に自分の音楽を届けたいという意志を持っているはずです。
自分が書きたい記事と市場のニーズがマッチしていればそれが一番良いんですが、そうじゃない場合はどうすれば良いか。
雑記ブログ(テーマをしぼらず自分の好きなことを書いているブログ)の場合は、わたしは例え自分がそんなに関心がなくても「市場ウケする記事」をガンガン狙って書けば良いと思うんですよ。

そう、WANDSで言うと『時の扉』ね!

えっ!? WANDS知らない??
WANDS
90年代にビーイングの核となっていたバンド。 1991年にシングル「寂しさは秋の色」でデビュー。2度のメンバーチェンジを経て、2000年に解散(「解体」と表現)した。
出典: 『ウィキペディア』
ミュージシャンの知名度とドメインパワー
まあ、とにかくミュージシャンって一発当てると知名度がグーンと高くなるじゃないですか?
これと同じことがブログでも起こるんですね。正直わたしはあまり詳しくありませんが、自分のブログにアクセスが集まると「ドメイン」がチカラを付けるんですよ!
「ドメイン」っていうのはこのブログで言うと「goriluckey.com」のことです。
たくさんの人にウケそうな記事を書いてその記事が検索されるようになると「ドメイン」が強くなって次から公開する記事も読まれやすくなるんですよ!
WANDSは『時の扉』のあとに『愛を語るより口づけをかわそう』とか『恋せよ乙女』とかヒット曲を連発したんですが、知名度が高くなると当然次にリリースされる曲も注目されやすくなりますからね。

え? だ…大事マンブラザーズバンド?
…れ、例外もあるってことですな…
音楽産業の「アルバム」とブログの「まとめ記事」
1回売れるとなにが良いかって、次にリリースする楽曲が注目されやすくなる以外にも、ほら、アルバムを出せるじゃないですか!?
ミュージシャンのアルバムっていろんな楽曲が収録していておもしろいですよね。中にはシングルだったらヒットしないんだろうな〜と思うような曲もアルバムに収録されているとたくさんの人に届けることができます。
これってブログで言うと「まとめ記事」にあたると思うんですよ!
先ほど紹介したわたしの「伏見稲荷 古典」の記事もそれ単体だとなかなか検索されませんが、「伏見稲荷」に関するいろんな情報を詰め合わせた「まとめ記事」をつくれば、いろんな人に読んでもらえるチャンスが増えるんじゃないかなって思うんです。
ミュージシャンは売れると幅が広がる! ブロガーも読まれると幅が広がる!
そしてミュージシャンが売れれば創作活動が音楽だけにとどまらず、ミュージックビデオの制作とかコンサートの開催に広がっていきますよね。
ミュージシャンによっては絵画や写真の個展を開いたり、出版をしたりすることもあるかも知れません。
ブログも同じですね!
ブログもたくさんの人に見られはじめるといろいろな展開が考えられます。例えば「自分はほんとうに表現したいのは文章じゃなくてマンガなんやっ! 」って人はマンガで表現しても良いと思うんですよね〜。
自分のやりたい音楽を貫き通すのも美徳だと思いますが、やっぱりメジャーデビューしてギャンギャン売れた方が結果的に自分のやりたい音楽も日の目を見ることになるんです。
ブロガーならブログというステージの上でどんどんいろんなことを表現できるようになるんです!
(おまけ)WANDSのその後
売れたミュージシャンの例えとして出したWANDS。
90年代はじめの音楽シーンを華々しく駆け抜けた後メンバーの総入れ替えを行ない、最終的に2000年に「解体」というカタチで幕を下ろしています。
初代WANDSのボーカル・上杉昇は「猫騙」というバンドでオルタナティヴロック…ま、まあ、自分のやりたい音楽をやってるってことですね!
「今の自分が知られているのもWANDSでの活動があったから、WANDSは僕にとって名声でもありレッテルでもある。いつかWANDSを払拭できるようになることが目標」と語っている。
出典: 『ウィキペディア』
この記事のまとめ
この記事では「ブロガーとミュージシャンの共通点について」わたしの考えをまとめてみました。
WANDSはバンドなのでメンバー間の音楽性の違いやプロデューサーとの方向性の違いがあったりして解体してしまいました。
上杉昇は自分のやりたい音楽をやるために別のバンドを立ち上げることになりましたが、個人の雑記ブログであれば自分の好きなようにできますからね。
わたしはまずはオリコンランキングの上位を目指してがんばりますよ!
自分のやりたい音楽はそれからやれば良いんです!!
- ブログも音楽も自分の感性とマーケットのニーズが合致しているとは限らない
- 読まれる記事(売れる音楽)ができると本当に書きたい記事(やりたい音楽)にも集客する道ができる
- ブログも音楽も読まれる(売れる)ようになると活動の幅が広がる
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