
12月31日の深夜に「フライング初詣」をすませたんですが、元旦の早朝に目が覚めてしまったので、結局、伏見稲荷大社へ行って来ました。
今回は「元旦の早朝の伏見稲荷大社」を紹介します。
元旦の早朝には新年はじめの神事「歳旦祭」があるんですよー!
元旦の早朝…伏見稲荷大社は混雑してる?
大晦日〜元旦にかけてはJR奈良線も京阪も終夜運転をしているので、早朝もふだんより運行本数が多いんですね。
わたしは京阪「伏見稲荷」駅に5:43に着きました。この時間でもたくさんの人が初詣のために「伏見稲荷」駅で下車します。
ですが、さすがにまだふつうに歩けるレベルなので、「伏見稲荷」駅から伏見稲荷大社へはふだんと同じく徒歩5分ほどですね。

「伏見稲荷」駅から初詣へ向かう人たち
初詣の期間は混雑緩和のため参拝ルートが決められています。「伏見稲荷」駅を東に向かって歩くと裏参道の入口にある鳥居が見えて来るんですが、ここを右に曲がって表参道へ進むように誘導されます。

表参道から参拝
5:50ごろの表参道のようす。日の出時間は7:04なので空はまだ真っ暗ですが、ずらーっと並ぶ出店が煌々と輝いていますね。

元旦早朝の表参道
「賀正」と書かれた大きなのぼりが立っている楼門前。

楼門前のようす
楼門から表参道を見ても参拝客はまばらです。

楼門から見た表参道
外拝殿にもお賽銭箱が設置され、1日の0:00にはたくさんの参拝客でごった返しになっているんですが、早朝にはほとんど人がいませんでした。

元旦の早朝の外拝殿
内拝殿には続々と参拝客が集まって来ていますが、まだ混雑しているという感じではありません。

内拝殿に集まる参拝客
内拝殿を横から見ても行列はできていません。この時間なら快適に参拝できるんですね。

並ぶことなく参拝できる
祈祷受付所で販売されている3つのアイテム
お守りを購入するなら元旦の早朝に参拝するメリットがあります。祈祷受付所も空いていますしね!

祈祷受付所も空いている
平安時代から稲荷詣でのしるしに持ち帰られたと言われる「しるしの杉」(初穂料1,000円)も販売されています。

しるしの杉(初穂料1,000円)
こちらはきつね像が口にくわえている「達成のかぎ」(初穂料2,000円)。

達成のかぎ(初穂料2,000円)

てんこ盛りの「福かさね」(初穂料2,500円)もあるよー!!
伏見稲荷大社の「歳旦祭」とは
えっ!? 読み方ですか?
「歳旦祭」はそのまま音読みで「さいたんさい」と読みます。
新年を寿ぎ国家の安泰と一年の無事平穏を祈るお祭で、祭典が終わると宮司以下の神職は境内にある各摂末社を巡拝、続いて社務所正庁の間で新年拝賀式を行います。
出典: 『伏見稲荷大社』
6:00になると宮司をはじめとする神職の人たちが講務本庁から本殿へ向かいます。

講務本庁
ですが!
実は伏見稲荷大社で行われる神事は撮影禁止とされていることが多く、歳旦祭も撮影することはできないんですね。
なので、参拝客が通路のまわりに集まっているようすを。

講務本庁の前にできる人だかり
6:00過ぎになると「ピヨ〜」という雅楽器の音色が響き、本殿で歳旦祭が執り行われます。

本殿で歳旦祭が執り行われる
稲荷山へ登って初日の出!?
初詣を無事に済ませたので、そのままの勢いで稲荷山へ登ることにしました。
「早朝の割には稲荷山へ登る人が多いかな? 」と思っていたんですが、稲荷山の中腹にあたる四ツ辻はすごい人が集まっていました。
あまりにも四ツ辻にいる人が多かったので、京都市内が一望できる荒神峰へ移動しました。ですが、四ツ辻ほどではないものの、ここにもけっこうな人が集まってますねー!

荒神峰にもたくさんの人が!
伏見稲荷大社へ到着したころはまだ真っ暗だった空もずいぶん明るくなって来ました。日の出時刻の7:04までもう少しです。
その時です!! わたしは耳にしてしまったんです…
初日の出はどこ見てたら良いの?

えっ!? みんな初日の出を見ようとしてんの??
みんなが初日の出を待って向いてる方角は「西」やから、いつまで待っても思ってる感じにはならへんで…と言い出せずにいる。
あけましておめでとうございます! ヽ(´▽`)/ pic.twitter.com/uH8uIso9mQ
— ごりら@子育てブロガー (@goriluckey) 2017年12月31日
ここにいる全員が勘違いしてるとは思いませんが、その後も何人かはいわゆる「初日の出」を期待しているような言動を繰り返しておられました…

残念ながら稲荷山から見えている方角は「西」なんですよ…
十二支の置物を買って帰ろう!
稲荷山から下りると伏見稲荷大社の境内はすっかり明るくなっていました。
この時期は境内にあるお土産物屋さんに「十二支の置物」が売られているので、毎年初詣の時に買って帰っています。

境内にあるお土産物屋さん
お店の人によると「5日までには売り切れるようにがんばってるんですよ! 」とのこと。
わたしが選んだのはこちら!

干支の置物(1,400円)

白い戌が伏見稲荷の白狐みたいでかわいい!!
この記事のまとめ
今回は「元旦の早朝の伏見稲荷大社」を紹介しました。
わたしはたまたま目が覚めたので早朝に動き出せましたが、外は寒いですからねー。大晦日にお酒を飲んでいると元旦の早朝に初詣へ出かけるのはかなりハードル高いですよね。
だからこそ、伏見稲荷大社も早朝は空いてるんですが。
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伏見稲荷大社は毎年正月3が日には250万人以上の初詣客が訪れる人気のスポットです。
ですが、2月の「初午大祭」にも全国からたくさんの人たちが伏見稲荷大社へ参拝するんですね。「初午大祭」は稲荷山に稲荷大神様が降り立った日を記念してはじまった行事なんですよ。
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!