実録! 子どもといっしょにクワガタ捕りに行ってGETするためのコツ

友だちにもらったコクワガタ
ごりら

こんにちは! ごりら@goriluckey)です!!

娘が口ぐせのように「アメリカに住みたい! 」と言うようになったので理由を聞くと「ヘラクレスオオカブトを捕まえたいねん! 」とのこと…

この記事では「子どもといっしょにクワガタ捕りに行ってGETするためのコツ」を紹介します。

前から「うちの娘ってちょっと変わってる…」と思ってたんですが、いっしょにクワガタ捕りを体験して確信に変わりました!

大物になる、と!

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娘がカブトムシ・クワガタに夢中!

うちの娘が通う小学校では「がんばり学習」というのがあって、国語や算数の宿題とは別に自分で課題を決めて学習する宿題があるんです。

息子は自分よりも1学年上の漢字を勉強したり、算数の問題を自分でつくったりしているんですが、娘の「がんばり学習」はと言うと…

昆虫のスケッチ

最近は昆虫図鑑を見ながらカブトムシやクワガタをスケッチする日々…。

どうやら娘は今、完全にカブトムシやクワガタに夢中になっているようです。

ほとんどの親はそうだと思いますが、子どもが夢中になっていることとか子どもの「好き」っていう気持ちは伸ばしてあげたいですよね。

完全にスイッチが入っている娘がどうしても「カブトムシを捕まえに行きたい! 」と言うんですね。

わたしはゆっくりと休みたい気持ちをグッとおさえ、老体に鞭打って立ち上がりました。

ごりら

シャーっ!! 行くぞ、夜の稲荷山に!!

娘も気合いが入りまくっているので、家を出る時にはとても「ボウズ(1匹も捕まえられないこと)」では帰れない雰囲気になっていました…

カブトムシ・クワガタを捕りに山へ行こう!

うちの娘が本当に捕まえたいのはヘラクレスオオカブトなんですが、もちろん日本の山にそんなのはいません。

カブトムシのおもちゃ

しかも、この時はまだ6月中旬だったので、カブトムシがさなぎから成虫になるにはまだ1〜2週間ほど早いかなという時期でした。

娘にも「カブトムシはまだ早いで。クワガタやったらいるかもな〜。」と言い聞かせてながら稲荷山の参道を登ったんです。

夜の稲荷山は電灯もところどころにしかないので、人とすれ違うのもけっこう怖いんですね。

うちの娘も基本的に怖がりのはずなんですが、カブトムシを捕りたい執念が恐怖を上回り、虫捕りアミを持っている人を見つけてはすれ違いざまに話しかけるほど!

「ん〜、見かけたのは「コクワ(コクワガタ)ぐらいやったなぁ。」とていねいに教えてもらった娘は目の色を輝かせて暗闇を走り出しました…

むすめ

クワガタいるんやって!!

稲荷山を登って行くと先ほどすれ違った親子のほかにも虫捕りアミを持って参道を登って行く親子数組と出会いました。

ごりら

あれ〜虫捕りアミ持ってる人、意外と多いな〜! もしかしたらカブトムシもいるかも!

ふだんはすぐに疲れて座り込む娘も夜の参道をどんどん歩き、時々参道沿いのクヌギを確認しながら四ツ辻(稲荷山の中腹)まで到着しました。

夜の四ツ辻

四ツ辻からさらに稲荷山の山頂へ続く階段を登る親子も見かけたんですが、なんと言うか…やっぱり気配がしないんですよ。カブトムシがいる気配が!

しかも、せっかく山に登ったのにお目当てのカブトムシを見つけられないので、娘のハードルがどんどん下がりはじめたんです。

山の中にいる「G」って家に出現するのとは別の種類なんですね。「G」と聞いて思い浮かべるのよりも、もっとこう身がブリっとしてるんですよ…。

ごりら

こんなん学校へ持って行ったら大パニックになるわ…!!

わたしはカブトムシを捕まえることよりも「G」を持って帰らないようにしなければ…という守りの姿勢になりながら、再び三ツ辻へと山をくだりました。

運命!? クワガタ捕りの「プロ」に出会う!

稲荷山の三ツ辻はその名の通り3つの参道が交差している場所なんですが、そのうちの2つの参道の間に開けた場所があるんです。

その三ツ辻には先客がいました。

小学生ぐらいの男の子とお父さんがあたりの木に懐中電灯の明かりを照らしていたんですね。

娘は臆することなくふたりに近づいて行きました。

むすめ

あ〜クワガタいいひんな〜。どこにいるんかな〜。

ごりら

うわっ…しらこい(しらじらしい)なぁ…。

と思ってたら、なんとそのお父さんが娘に「この木に集まってくるで。今年はこの木が虫に人気あるんやで。 」と教えてくれたんですよ!

そのお父さんが教えてくれた木に近づくとあっけないぐらい、ふつうにペタ〜っと木に張り付いてました!

クワガタが集まっている樹木
ごりら

よっしゃぁあああ!

そこにいたのはコクワガタのメスだったんですが、「G」を捕まえる必要が無くなったわたしはそっと胸をなでおろしました。

どうやらダラダラと樹液が垂れているすぐそばにクワガタが隠れられる割れ目もあるので、クワガタにとっては安全に食事を楽しめるスペースのようです。

クワガタが好む木の割れ目

このエサ場を教えてくれたお父さんと話していると、な〜んと! 子どもどうしが同い年だとわかったんですよ! すごい偶然!

男の子が持っていたケースの中にはクワガタがいっぱい入っていました。なんと今日1日で捕まえたらしい!

むすめ

良いな〜オスも欲しいな〜。

娘の直球に対して、その男の子は「一匹やったらあげるよ!」と言って自分のクワガタを譲ってくれました。

これが男の子にもらったコクワガタのオスです。かわいいでしょ〜!

男の子にもらったコクワガタ

さらに木の近くの葉っぱの上を歩いていたのも発見! その男の子はわざわざ娘にクワガタを捕らせてくれたんですよ!

ハサミが小さい♂

心優しい親子のおかげで3匹のクワガタをGETすることができたので、とりあえず、100円ショップで飼育セットをそろえました。

100円ショップで揃えた飼育セット

セットするとこんな感じです。とりあえずはこれで良し!

飼育ケース
ごりら

おすすめの飼育セットはこちらの記事をチェックしてくださいねー!

娘が「プロ」から学んだクワガタ捕りを成功させる方法

実はこのクワガタ捕りには2日目があったんです。

2日目は「プロ」に教えてもらったエサ場へ直行したら、コクワガタがわんさか集まっていました! 結果的に娘が満足するのも早く、すぐに下山することができたんです。

娘は「プロ」からクワガタ捕りにあると便利なツールも教えてもらっていたので、こちらで紹介しますね。

子どもの前で良いカッコしたい親御さんはぜひ参考にしてください!

クワガタ捕りにあると便利な持ち物

正直なところ、これまでわたしは娘といっしょに稲荷山へカブトムシやクワガタを捕りに行く時は散歩気分でした。なめてました!

なので、持ち物と言っても、娘が小さい虫かごひとつをぶら下げているだけだったんです。

ですが、その少年は虫かごではなく、クワガタを小分けできるケースを持っていたんですよ! 100円ショップにも売っているこんなケースです。

100円ショップで買った小物収納ケース

このケースが便利なのはクワガタを1匹ずつ分けられるところです。1匹捕れるかどうかだと虫かごで十分ですが、「プロ」のように何匹も捕まえられる場合はひとつの虫かごの中に入れるとクワガタどうしでケンカしてしまうんですよね。

こんなふうに一区切りに1匹ずつ入れておけばケンカもしませんからね。

クワガタを小分けできる

それと、クワガタをわんさかGETできたのはコイツの存在が大きいんですよ!

ごりら

ピンセットです!!

100円ショップで買ったピンセット

このピンセットがあればクワガタが木の割れ目に姿を隠していてもうまく捕まえることができるんです。

クワガタが好む木の割れ目

さらに、樹液に集まるのはカブトムシやクワガタだけでなく、こんなのも集まってくるんですよ…。コイツらの近くにいるクワガタをGETするにはピンセットがめちゃくちゃ便利でした!

ムカデもたくさんいる

あとは服装。昆虫採集が目的で山に入る時には夏場と言えども長袖・長ズボンは必須ですね。さらに「プロ」は防止・軍手も装着していました。

長袖・長ズボンは必須!
クワガタ捕りにあると便利なアイテム
  • 虫取り網
  • 虫かご
  • 小物収納ケース
  • ピンセット
  • 軍手

この記事のまとめ

この記事では「子どもといっしょにクワガタ捕りに行ってGETするためのコツ」を紹介しました。

ピンセットや小物ケースは100円ショップでふつうに販売しているものでOKですので、ぜひ準備してあげてくださいね。

ですが、わたしはカブトムシやクワガタを捕まえる最大のコツはよく知ってる人に教えてもらうことだと痛感しました。

うちの娘は臆することなく聞きますからね〜。あと堂々と「欲しい! 」と言う!

まあ、このあたりはクワガタ捕りだけに限らず、これから先も娘の強力な武器になるんだろうな〜と思っています。

夜の山はもちろん危険も伴いますが、子どもにとって良い経験になりますよ〜。ぜひ子どもといっしょにチャレンジしてみてくださいね!

3つのポイント
  1. 昆虫が集まる場所は現地の詳しい人の教えてもらおう
  2. ピンセットがあると木の隙間に入ったクワガタも捕まえられる
  3. クワガタは小物収納ケースに入れてケンカしないようにしよう

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