あ…わかったぞ!! 日本人に必要なのは「働き方改革」じゃなくて「働くことに対する意識改革」やわ…!!

ごりら

こんにちは! ごりら@goriluckey)です!!

記録的な大雨と言われる中、仕事に行くために家を出ようとするわたしを見て、小学生の娘が大笑いしてたんです…

娘が笑っているようすを見てわたしは気がつきました…

日本人に必要なのは『働くことに対する意識改革』ってことに!!

特にわたしと同じように会社員として働いている期間が長い人は、自分でも気づかないうちに変な考え方がこべりついているんですよ!

娘が笑うのは当然! どうして大人は大雨の中会社に行くの?

この日の大雨はふつうの大雨ではありませんでした。

雨は前日から降り続け、夜中に何度も携帯電話の「緊急速報」のアラームが鳴るレベルで、わたしの住んでいる地域には河川の氾濫の恐れがあるため避難勧告が出されていたんですね。

それぐらいのレベルの大雨です。

西日本と東日本では、広い範囲で土砂災害や洪水の危険度が高まっており、沖縄でもこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所がある。

西日本と東日本では、このあとさらに8日にかけて雷を伴った猛烈な雨が断続的に降り、過去の大雨を大きく上回る記録的な大雨となるおそれがある。

出典: 『ウェザーマップ』

で、その日はうちの子どもたちは朝からテレビのニュースをずーっとチェックしていたんですよね。

なぜかと言うと…

むすこ

このまま「大雨警報」やったら学校休みやねん!

なるほど!

うちの子どもが通ってる小学校では事前に臨時休校になる場合の取り決めが書かれたプリントが配布されていたんです。

わたしが家を出る時点では最終的な休校は確定していませんでしたが、子どもたちはまだ自宅にいました。

会社へ向かうために玄関のドアを開けると、あまりにも強い雨のために跳ね返ったしぶきで道路が真っ白になっているじゃないですか…

ごりら

な、なんやこれ…

外のようすを見た娘は目をまん丸にして、口元はニヤーっとしたかと思うと、大笑いしたんです。

これって実にピュアな反応ですよね!?

だって、わたしも休みの日ならこんな大雨の中、絶対に外出しないですし、うちの娘にはコントのように見えたんじゃないでしょうか…

実際に外に出て数メートル歩くうちに足元からズボンは濡れ、靴の中はグショグショになりましたから…

わたしはうちの娘が大笑いするのも当然やな…と思いました。(ちなみにとなりの家の子も窓越しにわたしの姿を見て「うわ…」って表情をしていたのが印象的でした。)

「働き方改革」よりも「働くことの意識改革」が必要!

実はわたしは2018年6月18日に起きた大阪府北部地震の時にも似たような違和感を感じたんです。

平日の通勤時間帯(7:58ごろ)に起きた地震だったので、多くの人が通勤電車の中で長時間閉じ込められました。これは仕方ないですよね。

わたしが疑問に感じたのは翌日です。一部の交通機関はまだ通常運転ではなく、地域によってはライフラインが断絶したまま。テレビでは専門家が余震(あるいは本震)が来る可能性を指摘していました。

ブロック塀の倒壊により死者まで出た地震の翌日にもかかわらず、わたしが勤務している会社では従業員がいつものように出勤し、ふだん通りに業務がはじまりました。(もちろん、わたしも…)

ですが、わたしはふと思ったんです。

ごりら

あれ…? なんで会社来たんやろ…?

「仕事やねんから会社に行くのは当たり前やろ!? 」と思われるかも知れません。

ですが、実はわたしが働いている会社では業務用のスマートフォンやタブレットが支給されていて、会社へ出勤しなくても会社にいるのと同じように仕事をすることができる環境が整っているんです。

つまりわざわざ会社へ行く必要は無いんですよ!!

わたしはなにも平常時に会社へ行く必要が無いと言っているわけではなく(←できることなら行きたくないですが…)、大地震の翌日や避難勧告が出るような大雨の日に、危険を乗り越えてまで条件反射のように会社へ向かうのっておかしくないですか?? ってことなんですよね。

きっとわたしが働いている会社は「働き方改革」に対する意識も高く、環境や制度は整えられている方だと思います。

例えば、こんなふうに!

  • 全社員にスマートフォン支給
  • 全社員にタブレット支給
  • 自宅PCから会社のPCへアクセス可能(シンクライアント)
  • タブレットでのビデオ会議可能
  • 勤怠管理はWEBでできる

フレキシブルに働ける環境は整っているはずなのに、ほとんどの社員がどんな状況であっても無意識に会社へ行ってしまうんです。

きっと「会社へ行かねばならない」というプログラムが相当奥深くに埋め込まれているんですね…

これではいくら「働き方改革」って言ってもなーんにも変わらないですよね。

大雨の中会社に行ってる限り日本の自殺は減らない!

実は記録的な大雨の中を出社した日に、もうひとつ驚いたことがありました。

この日は関西圏ではJRや一部の私鉄が運転を見合わせていたんですね。にもかかわらず、会社の上司や同僚の中には「いつもより早く会社に着いた。」という人がいたんですよ!

なんと! その人たちは大雨で電車の遅延があるかも知れないのでいつもより早く家を出たら、電車がふつうに運行していたので結果的にいつもより早く着いたってことなんです…

ごりら

まじめすぎる…!!

こういう話を聞くと、多くの日本人はこの人たちが非常に優秀な模範的社員と考えてしまいまうんじゃないでしょうか?

ですが、わたしはあえて言いたい。上司ですけども。仲良しな同僚ですけども。

ごりら

あんた、アホなんか!?

と!!!

話が飛躍していると言われるかも知れませんが、「なんとしても始業時間までに遅れることなく会社へ行かないといけない!! 」という考えの延長線上に、過労死や仕事が原因の自殺があるんじゃないかと思うんです。

  • 残業してでもこの仕事を終わらせないと!
  • 自分が休んだらみんなに迷惑をかけてしまう!
  • わたしが退職したら仕事がまわらなくなる!

ほら、こう並べてみるとなーんだか優先順位がおかしいですよね。

ごりら

もっと自分本位に考えても良いんとちゃうの!?

わたしは「雨降ってるから今日は会社行くのやめよー」ってぐらいの方が人間としてあるべき姿なんじゃないかと思うんですよねー。

この記事のまとめ

この記事では働くことに対する意識改革について自分の考えを書きました。

わたしが働いている会社のように会社以外でも業務ができる環境が整っている会社はもっと働き方に対する考え方を変えていくことを意識すべきだし、まだ会社に来ないと仕事ができない環境の会社は労働環境を見直した方が良いですよね。政府も補助金とか突っ込めば良いと思う。

てことで、雨の日は無理するのやめときましょ!!

この記事のポイント

  1. 避難勧告・避難指示レベルの大雨の日に出社するのはアホ
  2. 出勤しなくても仕事できる環境づくりが必要
  3. 働き方改革よりも「働くことの意識改革」をしよう

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