
京都には美味しいラーメン屋さんがたくさんあります。「京都で一番好きなラーメン屋さんは? 」と聞くとこのお店の名前を答える人も多いんじゃないでしょうか。
今回は「真っ黒な醤油スープが特徴的な『新福菜館』」を紹介します。
真上からのぞき込むとスープに顔が反射してしまうほどの黒さはもはや芸術的です!
新福菜館 本店は創業昭和13年。のれん分けの伏見店も2012年にオープン!
京都で昔から愛されている新福菜館と言うと京都駅の東に位置する「たかばし」の本店を思い浮かべます。なんと創業は昭和13年の超老舗のラーメン屋さんです。
その本店からのれん分けをして2012年にオープンしたのが伏見店です。

伏見店は国道24線が近鉄「伏見」駅へ向かって大きく東にカーブをする手前にあります。
お店のすぐ横に3台分の駐車スペースがあり、24号線沿いの提携駐車場(1時間無料)には10台分のスペースがあるのでクルマで来店するお客さんも多いみたいですね。

座敷があるから子ども連れでも安心!
店内は赤を基調にしたラーメン屋さんらしいデザインです。8席あるカウンターはこんな感じ。

テーブル席は2人掛けのものが5卓あります。この時は使われていませんでしたが、座敷もあるので子どもといっしょの時は座敷だと安心ですね。

通常のメニューと定食メニューが用意されています。こちらは通常メニュー。

定食メニューは5種類から選べてすべて950円です。

- 並定食
- 中華そば(並)
- ヤキメシ(小)
- 小定食
- 中華そば(小)
- ヤキメシ(並)
- 餃子定食
- 餃子(5コ)
- 中華そば(並)
- ライス
- キムチ
- とり唐揚げ定食
- 特性とり唐揚げ(3コ)
- 中華そば(並)
- ライス
- キムチ
- つきだし定食
- つきだし肉
- ライス
- キムチ
- メンマ
- スープ
新福菜館はラーメンもチャーハンも真っ黒!
わたしが今回注文したのは「並定食」。中華そば(並)とヤキメシ(小)がセットになった定食です。
5分ほど経つとまず最初に中華そばが運ばれてきました。新福菜館のラーメンは醤油ベースの真っ黒なスープが特徴的です。
見てください、この漆黒のスープ!!!

スープのあまりの黒さに青々としたネギが浮かび上がって来るようです。

醤油感まる出しのこの真っ黒なスープは絶妙なバランスを保っています。あと一歩踏み込むとほんとうに醤油になってしまいそうなギリギリのラインを攻めている感じなんですよね。麺もこの通りスープが染み込んでいます。

少し薄めのチャーシューにもスープの味がしっかりと伝わっています。濃厚そうなイメージとは違い、決して醤油辛いわけではありません。

わたしはこのままのスープが好きなんですが、新福菜館のファンはこのスープに生たまごをトッピングする人が多いんですよ。生たまごが加わってスープがまろやかになります。
わたしはむしろ一味を投入します。醤油ベースのスープに一味って最高の組み合わせじゃないですか!?

そして、並定食のもう一品は中華そばと同じく新福菜館を象徴する特徴的なヤキメシ!
むむぅ! 真っ黒! あまりにも真っ黒なのでご飯以外の具がわからないほどですよ、これ!

よ〜く見るとちゃんとチャーシューもたまごもネギも入ってますよ。これほどまでに香ばしいヤキメシはなかなかないんじゃないでしょうか。

平日の14:00~17:00には伏見店オリジナルセットメニューとして「中華そば(小)」と「まかない丼」が880円で提供されています。これも気になるメニューですね〜!

この記事のまとめ
今回は「真っ黒な醤油スープが特徴的な『新福菜館』」を紹介しました。
新福菜館は本店の人気がすさまじく、隣接している第一旭とともにお店の前にはいつもものすごい行列ができています。
実はのれんわけの伏見店はオープン当初から本店に比べて低めの評価がされることがあるのも事実。
ですが、わたしはあまり行列に並ぶのが好きじゃないので、空いている時間帯を狙える伏見店で食べる方が気楽で良いんですよね。観光客も多い本店と違って伏見店は地元のお客さんが多そうですね。新福菜館のラーメンをさくっと食べるなら伏見店へどうぞ!
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