[京都・五山送り火の観賞スポット]大雨の京都御苑(2016年)

こんにちは! ごりら(@goriluckey)です。

京都の夏の風物詩、五山の送り火。「大文字」と言った方が伝わりやすいかも知れません。

子どものころから特別意識をしていたわけではないんですが、年齢を重ねるごとに地元・京都の伝統行事への関心が高くなってきました。不思議なもんですね〜。

今回は「五山の送り火(2016年)」をレポートします。来年以降の参考になれば!

五山の送り火の観賞スポット

全国的には大文字山(如意ヶ嶽)の「大」が有名ですが、「五山の送り火」と言われるだけに「大文字」のほかにも「左大文字」「妙法」「舟形」「鳥居形」があるんですね。

五山の送り火をすべて観ることができれば一番良いんですが、いろんな意味で高いところへ行かないといけないので、現実的には観賞ポイントをしぼる必要があります

わたしはいつも京阪「出町柳」駅付近から如意ヶ嶽の「大文字」と「妙法」の「法」を観ていました。家から行きやすい場所なんですよね。

出町柳から観る大文字(如意ヶ嶽)

出町柳から観る大文字(如意ヶ嶽)

ですが、今年は「いつもと違うところからも観てみたいな〜。出町柳は橋の上が混雑するしな〜。広いところが良いな〜。」という気持ちになってしまったんです。

そこでわたしが選んだ観賞ポイントは「京都御苑」でした。京都御苑からはちょうど真横(東側)に大文字が見えるんです。

京都御苑から観る大文字(2016年)

京都御苑には地下鉄で行きました。「今出川」駅の改札を出て階段を上がり出口付近に着くとたくさんの人がいました。

「さすが京都御苑! やっぱりここも人気スポットやな〜。」と思いながら歩いて行くとどうもようすがおかしい。

地上が見えてわかったんですが、突然の雨でみんな立ち往生していたんですね。わたしが地下鉄に乗っている間に地上はとんでもないことになっていました。

烏丸今出川の交差点のようす

烏丸今出川の交差点のようす

観光客らしき人たちが「こんな雨でもあるんかな…」と不安を口にするような土砂降りの大雨です。

確か2年前の2014年も同じような大雨が降っていましたが、もちろん五山の送り火は予定どおりに行われました。

ものすごい大雨ではあるものの、この雨で五山の送り火が中止になることはないのであまり役に立ちそうにない傘をさして京都御苑へと向かいました。

傘をさして京都御苑へ向かう

傘をさして京都御苑へ向かう

京都御苑ってものすごく広い敷地なんですね。大文字がきれいに見える場所には「蛤御門」から入ります。

南北のちょうど真ん中ぐらいなので、地下鉄だと「今出川」駅でも「丸太町」駅でも同じぐらいの距離です。

赤いポイントが「蛤御門」

赤いポイントが「蛤御門」

わたしが蛤御門をくぐったのは大文字の点火が始まる15分ほど前です。ものすごい大雨の中、たくさんの観光バスが見えました。京都御苑で大文字を観賞するツアーが組まれているんですね。

京都御苑にはたくさんの観光バスが!

京都御苑にはたくさんの観光バスが!

それにしても雨はいっこうに止む気配はありません…。蛤御門から100mほど歩くと「清水谷家の椋(むく)」と言われる立派な木があります。

おそらく晴れていれば大勢の人がこの場所で大文字の点火を今か今かと待っているんだと思いますが、10分前になってもそんなにたくさんの人はいませんでした。この大雨ですから…。

大文字点火10分前のようす(京都御苑)

大文字点火10分前のようす(京都御苑)

大文字の点火時間が近づくと観光バスで待機していた人たちがぞろぞろと出てきました。ですが、雨は無情にも降り続けています。

さあ、5分前!!

大文字点火5分前のようす(京都御苑)

大文字点火5分前のようす(京都御苑)

そもそも真っ暗なのと大雨のせいでまるで水墨画のような写真に…。

あぅぅ…。

正直わたしはこの時点であきらめていました。もしもいきなり雨が止んだとしても、空がかすんでしまっているので大文字の炎もここまでは届かないだろうと思ったんです。

それでもたくさんの人たちが点火を待ち続ける中、この場所でなにか少しでも見えればと願いました。

そして、いよいよ20時!!

大文字点火の20時のようす(京都御苑)

大文字点火の20時のようす(京都御苑)

さすがにこの大雨なので、もしかしたら点火が遅れているのかも…。

5分経過!!

大文字点火から5分後のようす(京都御苑)

大文字点火から5分後のようす(京都御苑)

10分経過!! 来いっ!! 来いっ!!

大文字点火から10分後のようす(京都御苑)

大文字点火から10分後のようす(京都御苑)

…。まったく見えません。

ちょっと「ポケモンGO」でもやりながら待つとするか〜。

「清水谷家の椋」がジムになってる!

「清水谷家の椋」がジムになってる!

わたしが「ポケモンGO」をしていると、いくつかの観光バスのガイドさんがいっせいに声かけを始めました。

「点火は始まっていますが、観ることができないのでバスに戻ってくださ〜い!!」

まさに、試合終了の合図です。

わたしもぼちぼち帰るとします…。

あ、そうそう、これが「清水谷家の椋」です。樹齢は約300年と言われています。

夜の清水谷家の椋

夜の清水谷家の椋

…いや、お昼に観れば立派なんですよ!!

「京都御苑」周辺のようす

たくさんの見物客を落胆させた今回の大雨ですが、京都御苑やそのまわりはほんとうにすごいことになっていました。

蛤御門から20mほどのところでは足首が完全に浸かってしまうぐらい。小川を歩いてるようなもんです。iPhoneを落としたら一撃で水没!

これは蛤御門を出たところの写真なんですが、駐車場の看板の左側は溝になってるんですね。わたしもまったく気がつかなかったんですが、前を歩いていた人が足をとられていました。

道路と水の区別がつかない!

道路と水の区別がつかない!

京都御苑からの雨水が川のような流れになっています。

京都御苑からも大量の水があふれ出ている!

京都御苑からも大量の水があふれ出ている!

パトカーも出動しています。

大雨でパトカーが出動?

大雨でパトカーが出動?

こちらは地下鉄「丸太町」駅の前。えらいことになってますね…。この近くのマンホールからも水があふれ出ていました。

地下鉄「丸太町」駅の前の道路

地下鉄「丸太町」駅の前の道路

大文字を観ることができなかったのはほんとうに残念でした…。まさか見えないとは思っていませんでしたし。

遠くから来られている観光客の人たちはわたし以上に落胆されていたでしょう。

五山の送り火そのものは例年と変わりなく行なわれたので、観賞スポット選びはほんとうに大切ですね。

当日の天候はどうすることもできませんが、遠方から来られる場合は今回のようなケースがあることも想定してプランを組むのが良いと思います。来年の五山の送り火は晴れると良いですね!

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