[レビュー]『映画 妖怪ウォッチ空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』を子どもと観たおっさんの感想

こんにちは! ごりら(@goriluckey)です。

2016年12月17日(土)に『映画 妖怪ウォッチ空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』の上映がはじまりましたね!

2014年12月に劇場版第1作『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン! 』が、2015年12月には『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン! 』が公開されました。『映画 妖怪ウォッチ』も今年で3年目です。

今回は「『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』の感想」を親目線で紹介します。

子どもを持つ親がこの映画を本気で観たら、けっこう深く考えてしまうんじゃないかなって思ったんです!

この記事ではストーリーの詳細の紹介はしていないつもりですが、ネタバレになる可能性もありますのでご了承ください。

我が家の「妖怪ウォッチ」事情

みなさんのお子さんは「妖怪ウォッチ」のゲームやメダル集めに夢中になっていますか!?

うちには小学校高学年の息子と低学年の娘がいるんですが、実は我が家では「妖怪ウォッチ」ブームはとっくに過ぎてしまっているんです。

なので、「妖怪ウォッチ3 スキヤキ」はもちろんのこと、「スシ」も「テンプラ」も持っていません。

「え? じゃあ、なんで映画観に行ったん? 」って思いますよね?

わたしがこの映画を観に行くまでの子どもたちとのやり取りはこんな感じでした。

ごりら

おおっ! 「妖怪ウォッチ」の映画、今日からはじまってるやん!? 映画は観に行く?

息子: 「ん〜、ええわ〜。」

娘: 「行かへん! あ〜、やっぱり行こっかな〜。」

ごりら

……………。ど、どうする? やめとく?

娘: 「ん〜じゃあ、行くわ〜! 」

アプリと連動している『映画 妖怪ウォッチ』のパネル

アプリと連動している『映画 妖怪ウォッチ』のパネル

ええ、ハッキリ言って、娘は自分が行かへんかったらこのおっさんが「妖怪ウォッチ」の映画観られへんようになるからかわいそうやなという感じでしたね。

結局、『空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』はわたしと(お情けで付き合ってくれた)娘のふたりで観に行ったんです。まあ、小学校高学年の息子は友だちと遊ぶ方が楽しい年ごろになってきたんでしょうね…。

『空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』の見どころ

まずはこの映画の見どころをかんたんに紹介しておきますね。

アニメと実写が切り替わる!?

この映画の最大の特徴はアニメと実写が切り替わりながらストーリーが展開していくところですね! わたしはぜんぜん映画に詳しくないんですが、こんな構成の映画ははじめて観ました。

映画のタイトルにもなっている「空飛ぶクジラ」が吠える時にアニメと実写が切り替わるんですが、無意味にアニメと実写が切り替わっているのではなく、ストーリー上とても重要な意味を持っているんですね。

アニメが実写化される時ってなにかと物議をかもすことが多いですが、主人公の天野ケータ役の南出凌嘉(みなみでりょうか)くんもスッと入ってきましたし、妖怪たちもCGで実写っぽく表現されていて、違和感なく切り替わっていました。

ケータくんといっしょにいる妖怪執事・ウィスパーもCGで実写っぽくなってます!

魅力的なキャスト

これはアニメと実写が切り替わるという特殊な技法を使っているからこそですが、実写シーンに登場するキャストも魅力的な俳優さん・女優さんが起用されています。

2015年に公開された『エンマ大王と5つの物語だニャン! 』でも長澤まさみさんをはじめ豪華なゲスト声優が起用されていました。

ですが、今回の『空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』では実写シーンがあるので、声だけの出演ではなく、俳優さん・女優さんの演技を観ることができます。

これってけっこう助かると言うか、ほら、ずっとアニメだと大人は途中で寝てしまうこともあるんじゃないかと思うんですが、知ってる俳優さん・女優さんが出てくると集中力が途切れることなく観続けることができるんですよ!

例えば、バレエの先生・木下紗枝役は武井咲さん。

ごりら

わ〜武井咲や〜!! うへへ〜!

こんな感じで「シャッキーン!!」ってなるんですよ。

もちろん、俳優さんもイケメンぞろいなんで、「シャッキーン!!」ってなってるお母さんもいるんじゃないかと思うんです!

エンマ大王役は「ブリリアント」な山崎賢人さん、ぬらりひょん役は「コケティッシュ」な斎藤工さんですからね!

もともと「妖怪ウォッチ」はアニメ版でも子どもだけじゃなく、親世代向けのネタが挟みこまれることも多く親子で楽しめる工夫がされているんですが、この映画のアニメ、実写の切り替えにもそういう効果があるんじゃないかと思いました。

『空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』親目線の感想

さてさて、ストーリーの詳細にはできる限りふれずに映画の感想を書いてみたいと思います。少しだけネタバレごめんなさい!

子どもが絶望した時に親はどうすれば良い!?

わたしが『空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』を観てもっとも強く考えさせられたのは「もしも自分の子どもがとてつもなく大きな絶望を抱えてしまった時に親としてなにができるのか? 」ってことなんですね。

この映画の中で重要な役割を果たしている「南海(みなみ)カナミ」という女の子がいるんですが、この子はバレエが大好きで子どものころからバレエ一筋の人生を歩んできたんです。

カナミちゃんはもともとの素質に加え、人一倍の努力を続けた結果、バレエ留学ができるほどに成長しました。

ですが、そんなある日、カナミちゃんは交通事故に遭い、なんとバレエができなくなるほどの大怪我を負ってしまったんです。

それまでバレエに捧げてきた人生が一転したことで、カナミちゃんは絶望してしまい、その心の闇が原因で妖怪化するんですね。

人生において挫折することなんて山ほどあるわけですが、順調であればあるほど挫折した時の精神的なダメージって大きくなりますよね。

この映画のカナミちゃんのように「バレエで世界に! 」みたいなことは現実の世界ではなかなかないかも知れませんが、例えば「子どもが受験に失敗する」なんてことはむしろ当たり前のように起き得ることです。

子どもの価値観が画一的・限定的だと挫折した時の精神的なダメージがより深くなるのかなと思います。

なにかひとつのことにのめり込んでその道を極めるのも大切ですが、その行動を支える価値観は幅広い方が良いんでしょうね〜。

さて、この映画ではカナミちゃんはどのようにして挫折を乗り越えたのでしょうか!?

無意味な描写!? ちょっと物申したい!!

そうそう、『空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』の中で無意味と思える描写がいくつかあったんですよね。こんなことを言うと「モンペ」っぽい気もしますが、ストーリーの展開上もなんの意味も持たないし、ちょっと物申させてください!

ひとつめは実写版になったばかりのケータがクラスメートのフミちゃんに会いに行くシーン。

自宅から出てきたフミちゃんがアニメと違って色っぽいというのを強調したいんだと思うのですが、その後のやり取りが必要以上の演出だったんですよね。

ごりら

なにコレ? AV?

もうひとつは実写版のクマとカンチのやり取り。クマがガチャガチャでレアなアイテムをGETするんですが、そのアイテムが欲しいカンチがお金で買おうとするんですね。

そもそもその行為をわざわざ描写するのもどうかと思ったんですが、その金額が…。

クマが言うにはこのレアアイテムの相場は5万円らしいんですが、カンチは3万円台に値切ろうとするんですね。最終的にはクマが4万円で売ろうとします。

ごりら

コレ、小学生のやり取りか?

一応、アニメシーンと違って実写シーンは生々しくて現実的という描写をしているんですね。

全体的にはアニメと実写の融合という見せ方はすごく斬新で良かっただけに、この2つのシーンはちょっと目につきましたね。

『空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』の小ネタ

「妖怪ウォッチ」らしい小ネタがいくつも仕込まれていて、映画館でも子どもたちの笑い声が聞こえてきました。

小ネタをいくつか紹介しておきましょう!

ハライチ・澤部登場!

映画館の子どもたちにけっこうウケていたシーンが、(上でダメ出しをした)クマを演じたのがお笑いコンビ「ハライチ」の澤部さんというギャップ。「え!? なんで大人が小学生の役なん!? 」というわかりやすさが子どもたちにはウケているようでした。

(カンチとのやり取りはともかく)澤部さんは意外と小学生のクマ役がハマっているように見えました!

ちなみに澤部さんの相方・岩井さんも脇役で登場するのでお見逃しなく!!

エンマ大王とぬらりひょんが踊り出す!

山崎賢人さん演じるエンマ大王、斎藤工さん演じるぬらりひょんはかっこいいキャラクター設定なんですが、このふたりも空飛ぶクジラの影響を受けて変な踊りをさせられるんですね。

このシーンも喜んでいる子どもが多かったですが、山﨑賢人さん・斎藤工さんのファンにとってもきっとふつうのドラマや映画では見られないシーンですよね。

コワモテのあの俳優さんが!?

悪役を演じることが多い俳優・遠藤憲一さんが笑いのネタとして登場します。狙い通り、子どもたちに大ウケでしたよ〜。

遠藤憲一さんはこのじんめん犬のほかにも登場するんですが、やっぱり笑いのネタにされています。

『空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』のオリジナルアイテム

親にとって映画館で恐ろしいのがやたらと高額なドリンクとポップコーンです!!

ジバニャンポップコーンBOX」はチケット売り場の近くに目立つように展示されていましたよ〜。はい、これ900円!!

ジバニャンポップコーンBOX(900円)

ジバニャンポップコーンBOX(900円)

コアラニャンドリンクボトル」はイオンシネマ限定なんですね〜。はい、こっちはドリンク付きで1,300円!!

コアラニャンドリンクボトル(1,300円)

コアラニャンドリンクボトル(1,300円)

恒例の入場者プレゼントは「エンマ大王&ぬらりひょん 妖怪ドリームメダル」です。中学生以下の子どもが先着順にもらえます。このメダルは『妖怪ウォッチ3』で使うことができるんですね。

入場者プレゼント「エンマ大王&ぬらりひょん 妖怪ドリームメダル」

入場者プレゼント「エンマ大王&ぬらりひょん 妖怪ドリームメダル」

この記事のまとめ

今回は「『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』の感想」を親目線で紹介しました。

わたしたちは映画公開2日目に観に行きました。日曜日の午後でしたが、そんなに混雑している感じではなかったので、「妖怪ウォッチ」に以前のような勢いは無くなっているのかも知れませんね。

ただ、大人でも(途中で寝ることなく)観られる映画に仕上がっていると思いますし、育児をする上で考えさせられるテーマでもありました。

冬休みのお出かけにはちょうど良いですね!

そうそう、「Amazonプライム」なら昨年公開された『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン! 』も無料で観られますよ!

あなたの役に立つ!? 関連リンク

『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 』はタイアップ・キャンペーンも展開されています!

2015年公開の『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン! 』は息子もいっしょに観に行ったんですよね〜。まあ、この時は兄妹ふたりでふつうの子どもとは違うポイントで盛り上がっていたんですけどね…。

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