お高いんでしょう? ええ、それでも食べたくなるのが京都・中村軒のかき氷です。

こんにちは! ごりら(@goriluckey)です。

京都・桂にある和菓子の老舗「中村軒」には落ち着いた雰囲気の座敷のある茶店があります。お正月から2月の終わりごろまで提供されている白味噌のお雑煮など季節ごとに変わるメニューが魅力的です。

今回は 春夏の人気メニュー「かき氷」を紹介します。夏の暑い日には行列ができるぐらい人気があるんですよ。

創業明治16年。和菓子の老舗「中村軒」の茶店

「麦代餅(むぎてもち)」で有名な京都・桂の中村軒は創業明治16年の老舗です。今の中村軒の建物は明治37年に建てられたそうです。店頭のようすにも歴史を感じさせるものがありますね。

中村軒の外観

5月5日の端午の節句には「ちまき」や「柏餅」を求めて店頭に行列ができます。そのため5月5日の午前中は茶店の営業をお休みされるほどなんですよ。

中村軒の茶店はもともとは住居スペースだった座敷を茶店として使用されています。夏の暑い日にはかき氷がめあてのお客さんで行列ができるんですが、この日は午前10時過ぎにお店に入ったのでお客さんは数組でした。

こちらは入口正面にある座敷のようすです。

座敷が茶店になっている

ここには「御菓子司 中村軒」と記されています。

御菓子司 中村軒

中村軒は旧久邇宮(くにのみや)家の御用を拝命したり、昭和天皇・皇后へ「かつら饅頭」を献上したりしていたため「御菓子司(おんかしつかさ)」を掲げているんですね。

京都の和菓子は、宮中や公家、寺社、茶家に納めたり、特別なお祝いのためにあつらえる「上菓子」、普段に食べる「おまん(饅頭の略)」や「だんご」「餅菓子」に分けられる。

前者を作る者を菓子匠、御菓子司などと称し、後者を作る者を「おまんやさん」「おもちやさん」と呼んだ。

※ 『ウィキペディア』より引用しました。

この座敷には端午の節句には立派な大将人形が、桃の節句には美しい雛人形が飾られています。お店の方に断りを入れてこのお人形の前で子どもの写真を撮らせてもらっています! …こんな立派なお人形がうちには無いもんで。うぅ。

立派な人形が飾られている

中村軒の茶店はこの座敷の奥にある中庭を囲うようにしてもうひとつ座敷があります。中庭には金魚が泳いでいたりして情緒ある雰囲気が漂っています。

情緒ある中庭

こちらが奥の座敷。中庭から光が射し込んで明るいお部屋です。こちらにも兜が飾られていました。

奥にある座敷のスペース

座敷の他にテーブル席も用意されているので、座敷が苦手な方も安心ですね。

テーブル席もあります

中村軒のかき氷が人気の秘密!

中村軒のかき氷は4月の終わりごろから登場し9月ごろまで提供されます。行列ができる人気メニューですが、その料金を見ると思わずそっと「おしながき」を閉じてしまいそうになるぐらい高いんですよ。「高い」理由は後ほどお伝えしますので、まずは料金を見て驚いてください!

お品書き

こちらがレギュラーメニューです。宇治ミルク金時なんて1,030円ですよ! お祭りのかき氷なら2、3杯は食べられる値段です!

  • 宇治氷: 790円
  • 宇治金時: 930円
  • ちょっと一口宇治金: 590円
  • 宇治ミルク氷: 890円
  • 宇治ミルク金時: 1,030円
  • あんみつ氷: 890円
  • ミルク氷: 790円
  • ミルク金時: 930円
  • みぞれ(白みつ): 720円
  • 大島氷(黒みつ): 720円
  • ゆず氷: 890円
  • こおり華: 790円
  • 桂うりの氷: 590円

このレギュラーメニューの他に季節限定のかき氷があって、料金は820円。使用されるフルーツが季節ごとに変わるんです。

  • 4月〜6月ごろ: いちご
  • 7月ごろ: マンゴー
  • 8月ごろ: すだち
  • 9月ごろ: いちじく

この日は季節限定の「いちご氷」(820円)と「宇治金時」(930円)を注文。実は中村軒のかき氷は料金は高めなんですが、その分ボリュームもすごいんです。小学生の息子と娘はとても一人前を食べることはできないので一人前をふたりで分けて食べます。

こちらがいちご氷!

いちご氷

てんこ盛りの氷の上にたっぷりとかけられたいちごのシロップ! そしてこのいちごのシロップにこそ中村軒のかき氷が高くても行列ができるほど人気のある秘密があります。

この写真をよく見ていただくと小さなつぶつぶがあるのがわかると思います。これ、いちごのたねなんですね〜。中村軒のフルーツ氷は本物の果肉が使われているんです。いちご氷はいちごを丸ごとシロップにしているんですよ!

なので、メニューには「果物の入荷状況によって販売時期は多少前後します」という注意書きがあるんですよ。

本物の果肉を使っているから、お値段が高い。高いのにはちゃんと理由があるんですね。あ、ちなみに写真にはミルクがかけられていませんが、ミルクは添えられています。

そしてこちらが宇治金時です!

そしてこちらが宇治金時です!

いちご氷よりもさらに料金が高い宇治金時ももちろんすごいボリュームです。そして宇治金時に使われているのは中村軒自慢の粒あん。

中村軒自慢の粒あん

中村軒はすべて国産で北海道産のあずき、備中産白小豆など厳選した素材を使用しています。

麦代餅などに使う粒餡は昔ながらのおくどさん(かまど)で上木(くぬぎの割り木)を燃やしてじっくり炊き上げたものです。

※ 『中村軒』より引用しました。

つやつやとした白玉も美味しい!

白玉がつやつや

この記事のまとめ

もちろん値段は安いにこしたことはありませんが、中村軒のかき氷が高いのにはちゃんとした理由があるんです。本物の素材を使ったこだわりの一品なんですね。暑い夏の日に行列になるのもわかります。

中村軒へは阪急「桂」駅の東出口から徒歩10分です。駐車場も用意されているのでわたしはいつもクルマで行っています。京都観光でお越しの際にはぜひ行ってみてください。おすすめです。

中村軒

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