フルコンタクト空手の試合経験者の息子(小学生)に教えてもらった稽古と試合の違い

ごりら

こんにちは! ごりら@goriluckey)です!!

わたしたち親子が空手道場に通い始めたのは2015年7月。わたし自身も、そして子どもたちもまったくの未経験からスタート!

今回はわたしたち親子の中で唯一試合を経験している息子にフルコンタクト空手の試合について聞いてみました!

フルコンタクト空手とは!?

まずわたしたちが習っているのは空手の中でも「フルコンタクト空手」と呼ばれるもの。

フル=「ガッツリ」コンタクト=「ぶつかり合う」空手ということで、フルコンタクト空手の試合はパンチやキックといった打撃の攻防となります。

フルコンタクトにもいろいろとあって、グローブや防具を着けないものもあるようですが、わたしたちが通う道場ではグローブや防具を着用する形式です。

寸止めではなくガッツリぶつかり合うので安全というわけではありませんが、小学生の息子が試合をする時にはグローブ、ヘッドガード、ファウルカップ、レッグガードを着用します。そして顔面へのパンチは禁止というルールで安全には配慮されていると思います。

新空手の試合ではヘッドガードも着用
新空手の試合ではヘッドガードも着用

スポーツをする以上は危険はつきもの。特に小学生のうちは野球やサッカーなどの他のスポーツと比べてもフルコンタクト空手が特別に危険なスポーツとはわたしは思っていません。

ですが、実際に試合を経験している息子はどのように感じているのでしょうか!?

フルコンタクト(新空手)の試合ってどうなの?

最初に空手道場に通い始めてからの息子の戦歴を紹介します。

  • 2015年7月: 空手を習い始める
  • 2015年10月: 通っている道場の本部主催の大会
    1試合目/引き分け
    2試合目/技ありを取られて敗戦
  • 2016年2月: 新空手道大会
    ワンマッチ/判定勝ち(3-0)
  • 2016年3月: 通っている道場の本部主催の大会(トーナメント)
    1試合目/判定勝ち(3-0)
    2試合目:判定負け(0-3)

これまでの戦績は5戦2勝2敗1引き分け。

ワイ「稽古と試合ってやっぱり全然違う? 」

息子「言うことはたったひとつしかない。

しんどい!

試合時間が短くてもしんどい! 」(本人コメント通り)

新空手道大会は小学生の場合は1試合1分30秒です。わたしたちが通う道場の本部主催の大会は1試合1分

ふだんの稽古ではミット打ちやマススパーリングの時間は1回2分。その時間と比べて例え短くてもしんどいということを言ってます。

ワイ「どんな感じでしんどいの? 」

息子「マススパーリングと違って相手が本気で向かってくるからしんどいねん! 」

ふだんの稽古でやる「マススパーリング」というのはパンチもキックも基本的には相手に当てないスパーリングです。伝統派空手と同じく寸止めですね。

それが試合だと相手も本気で攻撃してくるからしんどい、と。

ま、まあ、当たり前なんですけども、ふだんの稽古で毎回全力でぶつかり合うわけにもいかないので、これは試合経験を重ねるしかないですね。

ワイ「試合の時に本気のパンチとかキックを食らったら痛い? 」

息子「痛くはないわ。」

今までの試合で唯一ポイントを取られた時も相手のミドルキックを食らったのですが、それも全然痛くなかったらしいです。

ワイ「どうやったらもっと勝てると思う? 」

息子「スピードやな。(自分は)パワーはあるからスピードがついたら強くなるわ。」

息子は対戦相手をスピードタイプとパワータイプの2タイプに分類しているようです。

自分はパワータイプだから相手がスピードタイプの場合は自分の間合いで戦えば勝てる。逆に同じパワータイプだとぶつかり合ってしまうから、スピードがあれば相手を上回れるという分析らしいです。

ワイ「スピードはどうやったら身につけられると思う? 」

息子「これ以上聞きたいことがあるんやったら明日にして。明日な。」

ワイ「…」

この記事のまとめ

空手を習い始めてからまだ1年も経っていませんが、妙にたくましくなった息子です。コメントには王者の風格さえ漂っておりました。

もう少し詳しく聞きたかったのですが、またご機嫌をうかがいながら聞いてみたいと思います!