子どもが目標にしやすい「帯の色」という仕組み/本日(12/05)の空手道場!

空手をはじめた!
ごりら

こんにちは! ごりら@goriluckey)です!!

子どもが喜んでいる姿を見るのは、親として本当にうれしい瞬間ですよね。
 
子どもが習い事の中で喜ぶ姿を見せるのはどんな時でしょうか。
 
子どもの年齢や習い事によっていろいろな表現があると思いますが、幅広く当てはまるのは「なにかができた時」だと思います。
 
うちは小学生の息子と幼児園児の娘が空手を習っています。同じ時期に始めた空手ですが、もちろん息子と娘ではレベルが違います。息子は試合の経験もあるので「なにかができた時」というのは、例えば「試合に勝てた時」だったり「新しい技を覚えた時」だったりすると思います。娘の場合はまだ娘自身が「なにかができた時」を理解できる場面がそれほど多くないように思います。
 
「なにかができた時」を「目標達成した時」と置き換えて考えると、基礎ができている息子とまだ基礎ができていない娘とではそもそも「目標のレベル」が違うということがわかります。
 
そんなレベルの違う子どもたちにとっても、わかりやすい仕組みが空手にはあります。
 
それが、帯の色
 
実は先日私たちが通う道場で帯の色を決める昇級・昇段の審査があったのですが、本日、その結果が道場の壁に貼り出されていました!さてさて、結果はいかに!
 

12月5日(土)の空手道場!

本日のメンバー

本日のメンバーは小学生のリクくん、マナベくん、私たち親子と姪っ子のハルカ、そしていつも少年部の稽古をサポートしていただいているアシダさん。
 
マナベくんとハルカ以外のメンバーは先日の審査を受けていたので、稽古が始まる前には結果が貼り出された壁の前に群がっていました!
 
※登場人物は仮名です。それとちょこっとデフォルメしております。
 

気になる審査結果!帯の色はどうなった!?

実は、空手の帯の色と段級位の関係性は所属する連盟・流派・道場によって異なります。(「なんじゃそりゃ!?」というツッコミはまた別の機会に。)
 
私たちの道場では次のように決められていました。
 
少年部の段級位と帯の色

  • 準10級〜9級: 黄色
  • 準8級〜7級: 青色
  • 準6級〜5級: オレンジ色
  • 準4級〜3級: 緑色
  • 準2級〜1級: 茶色
  • 初段: 黒色

 
道場の壁に貼り出された結果には、審査の結果だけでなく、一人一人に対しての先生からのメッセージが書かれていました。日々の稽古の中で評価している点、今後の稽古で取り組んでほしい点などをメンバーごとに書いていただいていました。こういうのはうれしい気配りですね!「通信簿」を受け取る気分です。
 
さてさて、今回の審査の結果です。
 
息子は2月の新空手へ向けてのアドバイスをいただき、審査の結果は「準8級」!帯の色は「青色」です!
 

ISAMI(イサミ) 青帯 A-F-300B 4号(265cm)


 
そして、娘。日頃の稽古で大きな声を出してがんばっていることをほめてもらい、審査の結果は「準10級」!帯の色は「黄色」…「白帯」じゃない!?
 

ISAMI(イサミ) 黄帯 A-F-301B 5号(285cm)


 
試合を経験している息子は審査を受ける前から自分の実力だと帯の色がどうなるのかをとても気にしているようすでしたし、娘も審査の時には普段の稽古では見せないぐらい真剣に取り組んでいました。
 
息子も娘も帯の色が変わったことでとてもうれしそうにしています。まさに「なにかができた時」の喜びの表情です。子どもたちにとってわかりやすい「帯の色」というステップアップは空手を続けていく上で良いモチベーションになるのではないかと思っています。
 
そして、ひそかに私自身も審査を受けておりましたので、子どもたちの結果を確認しながらも自分の結果が気になっておりました。親子で一緒に取り組めるのが空手の楽しいところと感じながらも、さすがに子どもたちよりも段級位が低いのは父親の威厳にかかわります!笑
 
「重心は低く、ガードは高く」というアドバイスとともに書かれた審査結果は「準7級」!
 
娘が準10級、息子が準8級、そしてわたしが準7級。なんとか今回の審査では面目を保つことができました。
 
子どもたちにとってはもちろん、わたしにとっても生まれて初めての「帯の色」です。それはもう、何色の帯になるのか、楽しみで仕方ありません。
 
「え〜っと準7級の帯の色は何色や?」
 
帯の色を確認しようと貼り出された結果をよくよく見ると、段級位は「少年部」と「一般部」で色分けが違うんですね。ふむふむ。
 
一般部の段級位と帯の色

  • 準8級〜7級: 白色
  • 準6級〜5級: 紫色
  • 準4級〜3級: 緑色
  • 準2級〜1級: 茶色
  • 初段: 黒色

 
「えっ!」
 
「準7級は白色!?え〜っ!!白!?白なん??」
 

ISAMI(イサミ) 純白帯(晒) A-F-200 3号(245cm)


 
なんということでしょうか…。子どもたちの帯の色は黄色や青色に変わったのに、父親である私の帯の色は白色のまま…。
 
稽古の帰り道、子どもたちは自分の帯の色が変わったことと、私の帯の色が白色のままだったことを嬉しそうに何度も話していました…。
 

本日の稽古メニュー

◎時間: 10:30〜11:30
●準備運動
●基本技の練習
・中段の正拳突き×10本
・上段の正拳突き×10本
・ジャブ、ストレート、左右フック、左右アッパー×各10本
・左右前蹴り×各10本
●基礎トレーニング
・腕立て伏せ×10回
・スクワット×10回
・体幹トレーニング1分
●ミット打ち
●マススパーリング
●整理体操
 

この記事のまとめ

「帯の色」では父親としてまさかまさかの事態になってしまいましたが、子どもたちにとっては自分のレベルアップを実感することができて、とても良い経験になったと思います。
 
レベルが上がれば帯の色が変わる」という仕組みは幼児園時の娘にもわかりやすいので、次に帯の色を変えるためには何ができるようになれば良いのかを考えるキッカケになりますよね。
 
親子で同じ目標を持って取り組むことができる空手。もう一度、心の底から「楽しい!」と言えるように、早く帯の色を変えられるように精進したいと思います!笑